・ヴェルディッキオ(伊:マルケ州:ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ:06)\1690
・甲州(日本:甲州市:勝沼:07)\1450
・リースリング(独:モーゼル地区:07)\1320
・シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:07)\806
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
淡い色合い。
グレーっぽいがほとんど無色。
小さな気泡がわずかに見られる。
粘性は中庸。
【香り】
アルコールの印象。
柑橘系の果実香。
ややクリーム。
グラスを回すとグレープフルーツっぽさが強くなる。
そこに酵母のイメージ。
【味わい】
やや残糖を感じる、わずかに甘さのあるシャープな飲み口。
残糖じゃなくてアルコールかも。
最初にアルコールのアタックを感じるのかな?
口の中にもアルコールの香りが広がる。
酸味はやや柔らかく、全体に落ち着きを感じる。
フルーティさはあまりなく、ちょっと日本酒っぽい味わい。
【判定】
外観、香り、味、すべて甲州らしい。
おそらくこんなワインは世界中探しても甲州しか無いだろう。
ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン
ちょっと昔ながらの印象を感じる甲州です。
【総評】
フジクレールワイン 甲州 シュール・リー 2007
Fujiclair Koshu Sur Lie 2007
日本:山梨県:甲州市勝沼町
アルコール度:13%
ブドウ品種:甲州
リカーランドトップで、1450円で購入。
香りはグレープフルーツの香りがあって、モダンな印象なのですが、味わいがとても日本酒っぽくてちょっと昔ながらの甲州をイメージさせます。
でも品質は格段に良いので、その昔風な部分が残っている(残してる?)ところに造り手の意地みたいなものを感じてしまいます。
少し時間が経つとヘーゼルナッツのような香りも出てきました。
しかもアルコールも少し落ち着いてきて、柔らかくなって馴染んできました。
どんどん美味しくなりますね。
ただ、それほど力のあるワインではないので、時間を置きすぎると香りが飛んでしまいそうです。
しっかりとした芯があって、個性と主張を感じますね。
飲み進むとやや重さが気になってきます。
やっぱり日本酒っぽいんですよね。
今日は外食をしてしまったので晩御飯と合わせられませんでしたが、明日の朝用に焼いていたパンに合わせてみてびっくり。
なんとこのワイン、パンに合わないみたい。
どんなワインもパンに合わない事は無いので、ちょっとびっくりしました。
日本酒とパンを合わせてるみたいな感じ?
やっぱりもうちょっとスッキリ感とかフルーティさとか、欲しいかな。
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