2009/02/20

ウルフ・ブラス イーグルホーク リースリング 2007(ブラインドテイスティング:外す)

・シャルドネ(独:ファルツ地方:Q.b.A:06)\1560
・ピクプール(仏:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドック:03)\930
・リースリング(豪:サウス・オーストラリア州:07)\838
・ヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:07)\720

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ウルフ・ブラス イーグルホーク リースリング 2007
【外観】
やや濃い黄色。
輝きが強い。
粘性も強めで脚が長く残る。
ディスクが厚く、フチに向かって透明感が強くなる。

【香り】
厚みのある果実香。
カリンくらい。
ミントのようなハーブ香もある。
樽の影響を感じるヴァニラの香り。

【味わい】
なめらかな口当たり。
酸味が強く後味はジューシー。
ややボディの厚い印象。
アルコール度も高そう。
しっかりとした骨格。

【判定】
やや濃い黄色でほんのりベージュっぽさを感じる。
少し熟成しているのか、樽の影響か。
香りは厚めの果実香でシャルドネっぽい。
樽熟成の感じもシャルドネらしさを出している。
それでいて、酸味がしっかりしていて、やや北の印象。
これがドイツのシャルドネか?

ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブー

な、なんとリースリング。

【総評】
ウルフ・ブラス イーグルホーク リースリング 2007
WOLF BLASS EAGLEHAWK RIESLING 2007

オーストラリア:サウス・オーストラリア州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング

オーケーストアで、838円で購入。

なんだか前に飲んだ印象と全然ちがう。
イーグルホーク リースリング 2005

良く言えば厚みが出ている。
悪く言うとキレとクリーンさが無くなってる。
樽の影響をとても強く感じますが、個人的には悪くなってるって印象かなー。

このあたりのクラスになると、ヴィンテージの違いはブドウの出来の違いじゃなくて、造り方の違いが大きく影響するみたいですね。

ワインのテイストも流行があるので、いろいろと造り方を試行錯誤してるのではないでしょうか。
それにしてもこれは、個人的にはあまり人に薦めたくないワインになってしまいました。

最初の印象は厚みがあって力強さも増したかな、って思いましたが、2005年産の素直に美味しいって感じがすっかり無くなってしまいましたね。

2005年産がとても美味しかっただけにこれは残念ですねー、ほんと。

イーグルホーク リースリング 2005

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