・シラー(仏:ローヌ地方:クローズ・エルミタージュ:03)\2780
・サンジョヴェーゼ、シリエジオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨン(伊:トスカーナ州:I.G.T.:04)\1344
・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC:04)\1080
・テンプラニーリョ70%、シラーズ30%(スペイン:カスティーリャ地方:ヴィノ・ディ・ラ・ティエラ:06)\860
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
濃い外観。
エッジは赤味が強い。
やや落ち着いた色合い。
透明感はほとんど感じられず、底もまったく見えない。
粘性はやや高く、脚が長く残る。
雫には色素が少し残る。
【香り】
すみれの花の印象。
果実はブラックチェリーくらい?
グラスを回すと、やや土っぽさが出てくる。
ボルドーっぽい印象。
【味わい】
張りのある口当たり。
残糖をほとんど感じないセック。
タンニンはキレイに溶けていて、なめらか。
酸はほどよくある。
余韻は少し長めに続く。
【判定】
外観からはどれも候補だがちょっと色が落ち着いているので、スペインの06は違うかも。
香りはボルドータイプ。
フローラルな印象がまず先にくる。
果実はフレッシュな感じで、あまり濃縮感は無いので、シラーではないかも。
味わいはかなりのセックなので、シラーは外す。
そうなるとボルドーかというと、サンジョヴェーゼがやや怪しい。
というのも、スーパータスカンタイプなので、濃くてボルドーチックな可能性がある。
それと、これちょっとブショネ?って香りがほんのり・・
今回のボルドーってコルクがカビてたんですよね。
ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン
微妙にブショネっぽい後味です。
【総評】
シャトー・オー・プリュール 2004
Chateau Haut Prieur 2004
フランス:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー90%、マルベック10%
町田の蔵家さんで、1080円で購入。
表面というよりは内部にあるような感じでコルクにカビの染みがあって、ちょっとやばいかなと思っていましたが、わずかにブショネ臭を感じます。
華やかな香りとスマートな飲み口は、この価格としては高いコストパフォーマンスだと思いますが、飲み終わって、余韻が消えたあとに、ふっとケミカルなカビ臭のようなものが残るような気が。。
カミさんに確認したら、ちょっと鼻につくような香りはあるけどいわゆるカビ臭ではないかな、と言ってました。
花粉症で鼻が利かないから、これは評価出来ないかな。
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