・ユニブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル)\525
・マカベオ、チャレロ、パレリャーダ(スペイン:ヴィノ・デ・メサ)\525
・トレッビアーノ(伊:エミリア・ロマーニャ州:ルビコン地区IGT)\525
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ほぼ無色の明るい外観。
ほんのりグレー。
粘性は弱くさらっとしている。
【香り】
イースト香。
プチ・シャブリっぽい発酵香。
ミネラル香。
ちょっと煙っぽい青臭さ。
【味わい】
ドライだが、酸味が乏しく水っぽい。
余韻もほとんど感じない。
後味はすっきりとしているので、水っぽくてもクリーンな印象をうける。
温度がやや高かったせいもあるかもしれないが、ダレた感じの飲み口。
【判定】
外観は無色透明な印象で、ややイタリアがあやしいか。
香りは、ミネラルや発酵由来の印象が強く、フルーティさをほとんど感じない。
今回は産地当てなので、イメージとしてはフランスっぽさを感じる。
飲み口はとてもあっさりとしていて、ドライ。
この軽やかさはとてもイタリアっぽい。
スペインはもう少し独特な癖があると思われるので、イタリアかフランスの二択に絞る。
何度か飲んでみるが、ボディがとても薄くて軽やかで、少し苦味が残るのかな。
何ともイタリアっぽい飲み口。
香りにもう少しモモのような甘いフルーツ香があると、個人的には典型的なイタリアの白になる。
でもこの飲み口のサバサバ感はやはりイタリアでしょうか。
ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ピンポン
なんとも勉強にならないテイスティングですね、これは。
【総評】
カヴィロ タヴェルネッロ トレッビアーノ NV
CAVIRO TAVERNELLO TOREBBIANO RUBICONE IGT NV
イタリア:エミリア・ロマーニャ州:ルビコンI.G.T.
アルコール度:11%
ブドウ品種:トレッビアーノ
テスコエクスプレスで、2本よりどり1050円、1本あたり525円で購入。
鯛のあら汁に合わせてみましたが、酸味が弱いせいか、全然からみません。
逆に言うと、ちょっと日本酒っぽいバランスなので、それほど悪くもありません。
豚の冷しゃぶにあわせてみたら、案外OK。
ほどよい馴染み方をします。
このワイン、きっとサラダにあいますね。
モッツァレラトマトなんて良く合いそう。
バンバンジーサラダとか、ミモザサラダなんかにも合うかもね。
主張の強くないワインなので、家庭の料理には合わせやすいかもしれませんが、さすがに和食にはちょっと違和感を感じるかもですね。
あら汁には芋焼酎を合わせてしまいました。
さすがに良く合いますね、焼酎は。
ちょっと遠くを見てしまうような合い方です。。
ちなみに、レタスとゆで豚の冷しゃぶはワインの方が合いますね。
明太子もあったので、試しに合わせてみると、めんたいが急に生くさくなります。
これも焼酎だと、ふぅ~、っと疲れが抜けるような合いかた。。。
ホントに和食だと焼酎の方がピッタリくるのですが、何となく和食と焼酎の合いかたって地味なんですよね。(暴言)
リラックス系とでもいうのでしょうか。
それに比べるとワインは、ちょっと気持ちが華やぐような、昂ぶるような感覚がありますよね。
だんだん年とともに、食事の好みとお酒の好みが食い違ってきてて、ちょっと困ってます。
ラムなんて、1年間で1回食べるかどうかなのに、赤ワインは100本以上飲んでますからね。
お年寄りに優しい赤ワインの食事、なんてものが提案出来ると、喜ぶ人がいっぱいいるのでは。
ちょっと本題から逸れてしまいましたが、このワイン、悪くは無いのですが、いまいち感がいなめませんね。
以前飲んだコメントを見てもそうでしたが、陽気さがない、フレッシュ感がない、フルーティさもない、酸味がゆるい感じ、とほぼ同じです。
何となく美味しかったイメージがあって再度買ってきたのですが、やっぱいまいちかな~。
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