・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー)\1740
・リースリング(仏:アルザス)\1680
・シャルドネ(仏:シャブリ)\1680
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:カサブランカ-クリコ・ヴァレー)\1300
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや落ち着いた色味の中庸な黄色。
少しグレーがかっているのか、黒っぽい。
輝きは強い。
粘性は強く、脚が多く現れて長く残る。
【香り】
パッションフルーツのような南国系の香り。
柑橘系も混ざっている。
少しリンゴっぽい感じもある。
ミネラル。
ハーブ香。
ほんのりヴァニラ。
【味わい】
やや落ち着いた、口当たり。
酸味はしっかりしているが、やや鈍調な印象。
アルコール度は高め。
いわゆるボルドーっぽい感じがある。
樽の影響を受けた収斂性というか。
ボディは平板でボリューム感は少ない。
甘い印象も少なくドライだが、優しい飲み口。
【判定】
落ち着きのある外観で、高いワインの印象。
香りの印象はソーヴィニヨン・ブランのフルーツ香。
すっきりと甘い、キレイなフルーツ香。
そこに樽の影響がプンプンしてくる。
飲み口はとても大人しいが、余裕というか落ち着きがある。
飲み進むと、ますます樽のニュアンスが強くなる。
トータルな印象はとてもボルドーっぽい。
ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン
樽の影響は強いけど、嫌味はありません。
【総評】
メニュ ブラン 2005
Menuts Blanc 2005
フランス:ボルドー地区:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
リカーランドトップで、1740円で購入。
ボルドーの白に良く感じる、木酢液のような収斂性ですが、リンゴの酸っぱさに通じるものがあるような。
リンゴは、酸化を表すタームと言われてますね。
アリゴテなんかでは良く感じますが、ボルドーも何となく「リンゴ」がキーワードな気がしてきました。
このワインは、ちょっと落ち着きすぎな印象ですね。
ボルドーらしいまとまりですが、ちょっとゆるい感じがします。
コストパフォーマンスを考えると、ちょっと高いかなー、って感じ。
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