・ソーヴィニヨン・ブラン、ユニ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル)\525
・シャルドネ(豪)\525
・グルナッシュブラン60%、ユニブラン20%、クレレット10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)\525
・ガルガーネガ(伊:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ)\525
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
淡い色合い、艶あり。
色合いはちょっと濃い日本酒くらい。
粘性は中程度。
【香り】
ミネラル。
発酵香。
プチシャブリのような印象。
クリーム、あるいはバターのような印象。
ほんのりスモーキー。
フルーツはやや熟した印象、カリンくらいのイメージ。
【味わい】
かなり酸味の強い、キリッととした最初の印象。
でも割とまろやかで、ボディもちょっと肉付きのいい感じ。
やや苦味があって、それも爽やかな印象を出している。
とてもバランスがよく、単一品種のイメージ?
【判定】
外観では、イタリアが優勢。
香りは一変して、フランスっぽさが出てくる。
ミネラルやチーズっぽい発酵香、また乳製品のようなイメージもある。
全体的にプチシャブリのような香りの印象があって、フルーツ香もシャルドネっぽいので、シャルドネ優勢。
ところが飲み口でまた一変して、最初の印象はまさにイタリア。
やや炭酸をイメージさせるスッキリ感のある飲み口。
でも飲み進むと柔らかさやボディのふくよかさを感じて、イタリアから離れていく。
ガルガーネガといえばソアヴェが代表的だが、このワインの印象はちょっと違うか。
香りはフランスっぽくて、飲み口がまろやかで甘さを感じる、となるとグルナッシュ・ブランも候補?
ソーヴィニヨン・ブランはヴァラエタルアロマを感じないので、候補から消える。
グルナッシュ・ブランにほぼ決まりそうになりながら、やはり香りのシャルドネっぽさが気になってしまう。
最初の直感を信じるか、総合的な判断を信じるか・・
ファイナルアンサーで、シャルドネ
で、ブーーー
なんと、ガルガーネガでした。
【総評】
聖人の贈り物 BIANCO NV
イタリア:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ
アルコール度:11%
ブドウ品種:ガルガーネガ
テスコエクスプレスで、2本よりどり1050円、1本あたり525円で購入。
最初の飲み口で、強烈にイタリアを感じたんですよね。
いつも、香りと飲み口で印象が違うと、どちらを選択するか迷うんですが、どちらか強烈な方というのが正解かもしれません。
ガルガーネガ=ソアヴェといっても、ソアヴェにもいろいろなテイストがあるので、ソアヴェの印象でガルガーネガをくくるのも難しいですね。
このワイン、ちょっと水っぽいですが、バランスが割といいです。
柔らかいテイストのデイリーワインを探している人にはお勧めでしょうか。
強さが無いので、家庭の料理にも合わせやすいですね。
一番良く合ったのは、じゃがバターのバジルがけでした。
バジルの香りと良く合いますね。
ワインがフルーティになって、全体的に香り高くなる感じです。
軽くて、まろやかで、バランスがいいところが良いですが、
やや水っぽくて、あと味にややエグミが残る感じがマイナスポイントですね。
個人的には価格を考えると、お買い得ワインだと思います。
【カミさんのコメント】
ちょっといまいちかな?
水っぽいね。
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