・ボバル、シラーズ(スペイン:バレンシア)\768
・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ)\525
・カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ(豪)\525
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
深い透明感。
底がぎりぎり見えるくらい。
色合いは濃く、黒っぽい。
色味は落ち着いた紫。
粘性は弱い。
【香り】
むっと立つ動物香。
濃縮した果実の香り。
焦げ臭。
たばこの葉。
少しスパイス。
【味わい】
やや甘さを感じる、フルーティな味わい。
少し冷たさを感じる。
酸味は程よく、タンニンも柔らかい。
余韻はそっけなく、ふくらみや厚みは無い。
【判定】
外観ではどれも候補となる。
香りは生っぽい動物香で、シラーっぽさを感じる。
オーストラリアかスペインに絞る。
動物香もやや野暮ったい、ワイルドな印象なので、ちょっとスペインに傾く。
味わいはフレッシュで軽いが安っぽさはあまり感じない。
少し冷たさを感じるアタックも割りと好印象。
確か以前このスペインを飲んだ時もこんな感じだったような。
しかも、全体のバランスの良さや、しっかりとしたボディは少し価格も高そうだ。
ファイナルアンサーで、ボバル、シラーズ
で、ブー
オーストラリアの方でした。
【総評】
キャロウェイ カベルネ・シラーズ 2005
CALLOWAY CABERNET/SHIRAZ 2005
オーストラリア:地域不明
アルコール度:不明
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ
テスコエクスプレスで、特売2本1050円、1本525円で購入。
このワインいいですね。
特売で買ったとはいえ、525円だと超お買い得。
1000円未満のワインとしてはいい方だと思います。
カミさんに値段の印象を聞いたら、980円くらい?って答えてました。
特にフルーティさを重視する人には最適ではないでしょうか。
フルーティでありながら、安っぽさやジュースのような印象は無く、ワインとしての造りがしっかりとしている印象を受けます。
しかもフルーティでありながらベタつくような甘さはありません。
とてもクリーンで、フレッシュなフルーティさを持っています。
食事と合わせるというよりは、そのまま楽しめるタイプですね。
少し時間が経つと、茎のようなグリーンっぽさが出てきて、カベルネっぽさを感じるようになりました。
動物香も、スペインのワインで時々感じられるワイルドな印象よりは、より艶かしい生っぽい動物香の部類ですね。
カベルネ・ソーヴィニヨンとシラーズの比率は分かりませんが、シラーズがフルーティさを担当して、カベルネ・ソーヴィニヨンがワインの骨格を担当してる、というイメージでしょうか。
同じ印象がずっと続くので、だんだん飽きてくる感じはありますが、コストパフォーマンスはとても高いワインだと思います。
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