2007/11/07

ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(白)2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・トレッビアーノ、マルヴァジーア(メリーニ:エスト!エスト!!エスト!!!)\1000
・ヴィウラ、ソーヴィニヨン・ブラン(ガンディア マルケス・デ・トゥーリア 白)\720

の2本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング

ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(白)2006 ボトル ラベル
【外観】
どちらかというと淡い色合いで、ややオレンジっぽさとグレーっぽさを感じる。
粘性はわりと強く、雫がゆっくりと降りてくる。

【香り】
最初にやや甘いフルーツ香がある。
カリンとか桃くらい。
ミネラルの印象と、白い花の印象もあり、この段階ではイタリアっぽくもスペインっぽくもある。
ところが少し時間が経つと、独特な熟成香が出てくる。
樽の影響を強く受けた酸化臭のような感じかと思ったが、ちょっと違う。
シェリーのような滓と長い時間触れて出てくる熟成香のような印象。
この間の「ラスゴン・デ・マリア ブランコ」の時にも強く感じた香り。
こりゃほとんどスペインで決まりだな。
PS.時間がかなり経つと、アーモンドのようなナッツ香が出てきました。

【味わい】
やや頼りないボディで、酸味も弱い。
余韻もとても短く、力の抜けた感じのワイン。
でも、不思議なバランスがあり、それなりにまとまっている。
独特なシェリーっぽさが味わいにもあり、ややうまみ成分のようなものを感じる。

【判定】
これだけシェリーっぽかったら迷う事はないね。

ファイナルアンサーで、スペイン
で、ピンポン

スペインらしい味わいです。

【総評】
ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(白)2006
GANDIA MARQUES DEL TURIA VIURA-SAUVIGNON 2006

スペイン:バレンシアD.O.
アルコール度:11.5%

リカーランドトップで、720円で購入。

ライトボディでやや力の無い感じですが、独特なシェリーっぽい香りが、軽さや水っぽさをフォローしていて、全体のバランスは良くまとまっています。
それほど良いワインではないけれど、個性的でオリジナル感があり憎めない感じです。
余計な樽香や香料臭い印象は皆無で、ワインの造りはとても素直な印象があります。
すっきりフルーティなワインが好きな人には向きませんが、ワインの個性を受け入れて楽しめる人にはおすすめでしょうか。
値段も安いし、試してみて損は無いでしょう。

ちなみに食事との相性ですが、意外と和食に合うみたい。
アジのひらきと合わせても思ったほど生臭さが強調されないし、しょうゆとの相性がいいみたいです。
豚汁とも不思議に合い、ゆずを絞った焼酎と合わせてるような感じになって、少し爽やかさが出ます。
さすがにきゅうりのぬかづけとは合わないですが、意外と里芋の煮っ転がしに良く合いますね。
甘い味付けと、独特の土っぽい香りが良いのでしょうか。
このワインの独特のシェリーっぽい熟成香は、やや無国籍な印象があります。
ちょっと紹興酒っぽい雰囲気も感じますね。
酸味がそれほど強くない点も、和食に合うポイントかもしれません。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/masuya/408318/409086/809357/1775918/#1338617

※サイトより引用
ワイン生産料世界第三位のスペインを代表するバレンシア地方産のワイン。
この地方特有のメルセゲラ種に由来する花のようなアロマが魅力です。
ソフトでフルーティーな味わいのワインです。
サラダ、シーフード、白身肉の料理などによく合います。
飲み頃温度 7~10℃


【カミさんのコメント】
外観は1200円くらい、飲んだら700円くらい。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事