2007/04/26

ヴィーニャ・チルカヤ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・シラー(米 デリカート)\880
・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ ヴィーニャ・チルカヤ)\828
・メルロー( ヴァン・ド・ペイ・ド・ロード)\588
・サンジョベーゼ(エミリア・ロマーニャ)\1590

の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
かなり濃い、赤味の強い紫
やや透明感は感じられるが、底はまったく見えない
粘度は強く、13%くらいか

【香り】
最初に、イースト香
やや野性的な動物香
動物っぽくもあるが、茎の印象が強く、どちらかというとグリーン系の香り
黒系のフルーツ
なめし革
黒系のスパイス
全体的に香りは弱い
動物香とスパイス香が立っている

【味わい】
酸は弱く、ちょっとしまりのないアタック
濃い果実の甘さを感じて、渋みもそこそこある
余韻は短い、5秒程度
煮詰めた果汁のような印象

【判定】
色から判定すると、サンジョベーゼは消える
香りではグリーンっぽいのだけど、動物的な印象もあるので判断に迷う
全体に濃縮した果実香があるので、ややカベルネ・ソーヴィニヨンは後退
メルローとシラーで考えると、このスパイシーな印象は明らかにシラー
動物的な印象ではメルローも考えられるが、ちょっと違うようだ

ファイナルアンサーでシラー
で、ブー

答えは、カベルネ・ソーヴィニヨンでした
がっかり

【反省点】
いわゆる、チリカベ。
濃くて動物的でスパイシー。
果実味たっぷりってやつですね。

ヴィーニャ・チルカヤ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
VINA CHILCAYA CABERNET SAUVIGNON 2005
※ラベルの表記
チリのコルチャグア・ヴァレーによくある伝統的なワイナリー、ビスケルト・ファミリーヴィンヤード。その地で大切に育まれたぶどうを100%使用したエステートボトルワインで、深みのある調和のとれたワインを造り上げました。*
ヴィーニャ・チルカヤとは「液体の宝石」の意味。その名にふさわしい、すばらしい仕上がりです。
*エステート ボトル:ヴィーニャ・チルカヤはそのぶどうの産地内にて、ぶどうの栽培から醸造、瓶詰めまでを同じ造り手が一連の工程で造ったワインです。
このカベルネ・ソーヴィニヨンは、紫がかったルビー色に、ラズベリーやほのかなハーブの香りが特徴的です。豊かな奥行きのある味わいをお楽しみください。
・ミディアムボディ
・やや辛口
・すき焼き、トマトソースのパスタなど
・適温16~18度
・アルコール度13.5%

カベルネ・ソーヴィニヨンらしい香りが無い!
しかも濃縮感のある甘さが飲み口にあるので、間違いなくカベルネ・ソーヴィニヨンは選ばない!
だけど、これはいかにもチリカベなので、万が一テストにチリカベが出た時の対策は考えておく必要がある。
前回のチリのシラーよりずっと甘い印象。
うーん、良く分からなくなってきたぞ。
前回のシラーも動物的な土っぽいような、野性的な動物香があった。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、ソーヴィニヨン・ブランにもつながるやや煙っぽいグリーンっぽさがあるのが通常だけど、これは・・・あっても他のスパイス香などに隠れている。
我が家的にはこのカベルネ・ソーヴィニヨンは無いな~。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事