・メルロー(ボルドー)\1790
・サンジョベーゼ(プーリア V.d.T.I.G.T.)\1200
の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
濃い色調、底が見えない程度
深い透明感はある
熟成はやや進んでいるようなやや落ち着いた紫色
【香り】
ボルドーっぽい香り
花の印象を強く感じる華やかな印象
やや土っぽい、動物的な印象もある
【味わい】
渋みはやや弱い
酸味は印象的に残る
やや甘さを感じる
【判定】
色調、香り共にボルドーっぽい
判断基準はカベルネ・ソーヴィニヨンが入っているかどうかにかかる
ほんのりグリーンっぽさも感じるが、どちらかというと土のような、動物的な印象が強い
飲み口もややシンプルで甘さを感じる
ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー
なんと、サンジョベーゼでした
【反省点】
やはりあった、色調の濃いサンジョベーゼ。
しかもグラスに注ぎたては、ボルドー香がぷんぷん。
昨日のスペインもそうだったけど、本性が出てくるのはある程度空気に触れて落ち着いてきてから。
そこでようやくブドウ品種の特徴がでてくる。
サンジョベーゼもどちらかというと土っぽい、動物的な印象が強い。
それから酸が印象的。
紹興酒のような、やや焼けたような、収斂性のある酸味。
ちょっと酸化した印象?
確かに、30年たったブルネッロ・ディ・モンタルチーノは鳥小屋の匂いがしたので、どちらかというと動物系かもしれない。
ラッケ ヴィタエ サンジョベーゼ 2003
RACKE VITAE SANGIOVESE 2003
http://item.rakuten.co.jp/sakezo/103054/
※サイトより引用
1855年にアダムヨゼフ・ラッケによって、ドイツのビンゲンに設立されたラッケ社は、各地の銘酒を提供し、その傘下には名門、ホッホ社とクッパーベルク社を抱えています。ホッホ社はドイツ各地の栽培農家との提携により、モーゼル、ラインヘッセンなどの有名産地の良質ワインを安定した価格で提供しています。さらにドイツ第2位のスパークリングワイン会社、クッパーベルク社も、高品質のドイツゼクトを製造しています。ラッケ社は、近年、スペイン、イタリア、フランス等ドイツ以外のワインをバルクで購入し、消費者に分かりやすいブランドを冠してボトリングしたワインを発表して大成功しています。これは、繊細なドイツワインを扱って来た鋭い選択眼と、消費者にワインを身近なものにしようとするラッケ社のマーケティングの合体により生まれた新しいワインの形として注目されています。
ワイン名:Vitae
タイプ:750ml 赤・ミディアムボディ
葡萄品種:サンジョヴェーゼ
生産地域:プーリア州
等級:I.G.T.(原産地地理的表示付きテーブルワイン)
説明:「ヴィタエ」はラテン語で「生命」を意味し、トスカーナの恵まれた気候と理想的な土壌で育ったサンジョベーゼを手摘みで収穫した、良く熟成した深みのある味わいとしなやかで切れのあるフィニッシュが特徴。
適飲温度:15-16℃(冷蔵庫で50分、氷水で8分弱)
料理との相性:脂肪分の多いこってりした料理やソースやスパイスのきいた料理[例:サーロインステーキ、ハンバーグ、赤身魚刺身(カツオ、マグロ+わさび)、豚の生姜焼、油の多い中華、カマンベ-ルなど。
備考:果実酒、アルコール分:14%未満 輸入元:サッポロビール(株)
個人的な感想
ネットで調べるとこんなに感想が違っているワインも珍しい。
最初に感じたボルドーらしさ(スミレ香)に言及している人も、のみ進むと強くなるって書いてあるが、私の場合は飲み進むとすっかりすっ飛んでしまった。
軽いという人もあれば、意外としっかりしているという人もいる。
汗臭いって書いている人のコメントにはうなずける。
やや動物的で野暮ったい印象と独特な収斂性のある酸味がサンジョベーゼの特徴ではないだろうか。
それからやっぱりちょっとフルーティな甘さがあるな。
熟成しきれてない果実味を感じるような甘さというか。
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