・グルナッシュ主体(ヴァケイラス:ローヌ)\2190
・メルロ主体(ボルドー Merlot 80%、Cabernet Sauvignon、Cabernet Franc)\1580
・シラーズ(豪ウィンダムエステート)\1533
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァンドペイ バロンフィリップ)\1029
・サンジョベーゼ(トスカーナ)\880
の5本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
濃い、ややオレンジがかっている
濁っている印象
色調は複雑
ここでの判断としては、グルナッシュかシラーズ
【香り】
強いハーブ香
ややグリーンのスパイスのような香り
華やかさは少なく、やや動物的なニュアンスがあり、シラーズの印象
少なくともボルドーではないだろう
このまま飲み口が渋くてタンニンが強ければシラーズか
【味わい】
やわらかいアタック
それほどタンニンは強くない
見た目よりもソフトな印象は、これはフランスものか
となると、グルナッシュが候補になる
【判定】
色調が濃く、スパイシーで動物的な香り、飲み口は柔らかく、余韻も柔らかい
全体的には弱くないので、そこそこ力のある品種
これはやはり、ローヌのグルナッシュではなかろうか
ファイナルアンサーで、グルナッシュ・ローヌ。
で、ブー。
答えはメルロー(ボルドー)でした。
【反省点】
とことん、濃いこの色調でボルドーってのはちょっと反則?
でも最近はこういった濃い色が流行みたいなので、色調での判断もやや難しいかもしれない。
香りは、シラーかメルローか、という感じだが、スパイス香が強く、いままでのメルローの印象では無い。
■グラン バトー ボルドー ルージュ
※サントリーワインスクエアより
ボルドーで最も美しい城として知られる<シャトー ベイシュヴェル>の系譜を引く、優れた品質のボルドーワインとして知られているのがこの<グラン バトー>です。
明るめの美しいルビー色、繊細でエレガントな口当たりが楽しめる本格的な赤ワインです。青草を思わせるような香りが漂い、ローストビーフとクレソンを一緒にいただくと、絶妙にマッチします。
■個人的な感想
・樽のちょっと嫌なニュアンスがある
・シェリーやポートのような香りも感じる
・スパイス香が強い、ややグリーンぽい
・動物的な香りを感じる
・飲み口は柔らかく、甘さを感じる
・色調はフルボディだが、飲み口はミディアムボディ
以前の感想(モメサンメルロー)
・透明感があり、オレンジを感じる色
・なめし革、動物の香り、黒っぽいスパイス
・苦味が残り、余韻が短い
以前の感想(ポールボキューズ)
・濃い色調、紫が強い
・濃縮されたジャムのような香り
・香りは弱く、特徴のある香りは感じない
2007/01/07
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数の多い記事
-
ワインのテイスティングの際に、グラスを回す事をスワリングといいます。 グラスを回す方向も、時計回りと反時計回りでいろいろ薀蓄があるようです。 一般的には自分の方向に回す、反時計回りでスワリングするのが良いとされているようです。 万が一ワインが飛び出しても、対面の人にかからないとい...
-
いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。 でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。 で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました...
-
ルイ・ド・ボーモン シャブリ 2014 Louis de Beaumont Chablis 2014 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.シャブリ アルコール度:12.5% ブドウ品種:シャルドネ OKストアで、税抜き1392円で購入。 【外観】 清澄度:...
-
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2021 Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2021 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ アルコール度:12.5% ブドウ品種:ガメイ 外観は、紫がかった鮮やかな色調で、底がしっか...
-
初歩からわかる 日本酒入門―きき酒師が本気で選んだ、本当においしい日本酒82種がわかる (主婦の友ベストBOOKS) を参考にして、日本酒用のテイスティングシートを作成しました。 ワインのテイスティングシート は呼称資格認定試験の勉強用ですが、この日本酒テイスティングシート...
0 件のコメント:
コメントを投稿