・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(ボルドー)
・メルロー(豪 イエローテイル)
・ネロ・ダヴォラ(シチリア)
の3本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング
ブラインドテイスティングは最初のひと嗅ぎが勝負。
そこで一撃で決めないと結局迷って、間違ってしまう。
という事を念頭においてテイスティング。
【外観】
紫が強く、わりと透明感のある外観。
粘度はそこそこ、13%くらいか。
※色調が単調なので、単一品種ワインを選ぶべきだった
【香り】
第一アロマ
・・・良く分からない
最初の一発で決めようと思っていたが、やはり無理。
ややスモーキーで、樽の影響が強そうだ。
第二アロマ
やっぱり良く分からない!
ややグリーンがかった印象や、くぐもったような香りが
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのブレンドのような印象がある。
ただ、全体におとなしい印象で、華やかさは感じられない。
【味わい】
ソフトで穏やか。
酸もやさしい。
ボルドーではないようだ。
まったりした感じはややオーストラリアのような。
シチリアも南なので、候補か。
印象としては南で作られたワイン。
【判定】
なんとなく、ボルドーの印象ではない。
オーストラリアのメルローにしては、透明感がある。
では、イタリアか、というと、なんとなく飲み口がそれらしくない。
という事で、迷いに迷って、最初の香りの印象を取ることにする。
ファイナルアンサーで「ボルドー」
で、ブー。
答えは、 ネロ・ダヴォラ(シチリア)でした。
http://www.mercian.co.jp/release/2006/0626.htm
【反省点】
一撃で決めるはずが、迷いに迷って結局はずれ。
感じたポイントをまとめると。
・ボルドーらしくない
→正解
・カベルネとメルローのブレンドのようだ
→はずれ
・飲み口がイタリアっぽくない
→はずれ
・色調が単一品種だ
→ほぼ正解
・飲み口が南の暖かい地域のワインのようだ
→正解
・色がオーストラリアっぽくない
→正解
・透明感がボルドーっぽい
→はずれ
キャンティ、あるいはネッビオーロまでは二次試験に入ってくる可能性があるので、その辺までは常に気にしないとかもしれない。
それにしても、イタリアっぽさって何だろう?
2006/12/20
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数の多い記事
-
ワインのテイスティングの際に、グラスを回す事をスワリングといいます。 グラスを回す方向も、時計回りと反時計回りでいろいろ薀蓄があるようです。 一般的には自分の方向に回す、反時計回りでスワリングするのが良いとされているようです。 万が一ワインが飛び出しても、対面の人にかからないとい...
-
ルイ・ド・ボーモン シャブリ 2014 Louis de Beaumont Chablis 2014 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.シャブリ アルコール度:12.5% ブドウ品種:シャルドネ OKストアで、税抜き1392円で購入。 【外観】 清澄度:...
-
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2021 Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2021 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ アルコール度:12.5% ブドウ品種:ガメイ 外観は、紫がかった鮮やかな色調で、底がしっか...
-
いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。 でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。 で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました...
-
初歩からわかる 日本酒入門―きき酒師が本気で選んだ、本当においしい日本酒82種がわかる (主婦の友ベストBOOKS) を参考にして、日本酒用のテイスティングシートを作成しました。 ワインのテイスティングシート は呼称資格認定試験の勉強用ですが、この日本酒テイスティングシート...
0 件のコメント:
コメントを投稿