2006/12/20

ブラインド・テイスティング ネロ・ダヴォラ(シチリア) 外す

・カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(ボルドー)
・メルロー(豪 イエローテイル)
・ネロ・ダヴォラ(シチリア)

の3本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング

ブラインドテイスティングは最初のひと嗅ぎが勝負。
そこで一撃で決めないと結局迷って、間違ってしまう。
という事を念頭においてテイスティング。

【外観】
紫が強く、わりと透明感のある外観。
粘度はそこそこ、13%くらいか。
※色調が単調なので、単一品種ワインを選ぶべきだった

【香り】
第一アロマ
・・・良く分からない
最初の一発で決めようと思っていたが、やはり無理。
ややスモーキーで、樽の影響が強そうだ。

第二アロマ
やっぱり良く分からない!
ややグリーンがかった印象や、くぐもったような香りが
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローのブレンドのような印象がある。
ただ、全体におとなしい印象で、華やかさは感じられない。

【味わい】
ソフトで穏やか。
酸もやさしい。
ボルドーではないようだ。
まったりした感じはややオーストラリアのような。
シチリアも南なので、候補か。
印象としては南で作られたワイン。

【判定】
なんとなく、ボルドーの印象ではない。
オーストラリアのメルローにしては、透明感がある。
では、イタリアか、というと、なんとなく飲み口がそれらしくない。
という事で、迷いに迷って、最初の香りの印象を取ることにする。

ファイナルアンサーで「ボルドー」
で、ブー。

答えは、 ネロ・ダヴォラ(シチリア)でした。
http://www.mercian.co.jp/release/2006/0626.htm

【反省点】
一撃で決めるはずが、迷いに迷って結局はずれ。
感じたポイントをまとめると。

・ボルドーらしくない
 →正解
・カベルネとメルローのブレンドのようだ
 →はずれ
・飲み口がイタリアっぽくない
 →はずれ
・色調が単一品種だ
 →ほぼ正解
・飲み口が南の暖かい地域のワインのようだ
 →正解
・色がオーストラリアっぽくない
 →正解
・透明感がボルドーっぽい
 →はずれ

キャンティ、あるいはネッビオーロまでは二次試験に入ってくる可能性があるので、その辺までは常に気にしないとかもしれない。

それにしても、イタリアっぽさって何だろう?

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