・シュペートブルグンダー(ドイツ)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ラングドック)
・グルナッシュ主体(ヴァケイラス)
・シラーズ(オーストラリア)
・メルロー(ヴァンドペイ)
・ネロ・ダヴォラ(シチリア)
の6本のうちから1本を空けてもらいブラインドテイスティング
【外観】
透明感のある外観、明るさはほどほど、ややオレンジを感じさせる、落ち着いた印象。
タンニンはきれいに溶けている。
【香り】
なめし革、動物のような印象を最初に感じる。
これってピノノアール?と思うが、色味としてはやや濃い印象なので別の選択肢も探す。
黒っぽいスパイスの印象も強く、グリーンっぽさはあまりない。
花の印象も少なく、カベルネやシラーは違うかという感じ。
かといって、コートデュローヌの深み、複雑さはあまり感じない。
【味わい】
余韻がとても短い。
口あたりはよく、なめらかだが、やや飼いならされた印象。
口に含むとよりスパイシーな印象が強まる。
ここでピノノアールの選択肢は消える。
消去法でいくと、メルローとシチリアが残る。
【判定】
メルローの方向で考えていたが、最後に残る苦味、余韻の短さ、などややイタリアっぽい印象が強まる。
ネロ・ダヴォラの印象はほとんど無いが、イタリアという大きなくくりで、それに決定。
ファイナルアンサーで「ネロ・ダヴォラ」
で、ブー。
答えはメルローでした。
【反省点】
動物っぽい香りにプラスしてスパイス香。
なんとなく、そういった印象がメルローかも。
モメサンのメルローはさすがに良いワインで、1000円代前半とは思えない完成度。
スパッと落ちる余韻が印象的。
最後の口に残る苦味でイタリアに行ってしまったが、なかなかいい線はいっていた。
ピノノアール、メルロ、カベルネ、シラーの軸がなんとなく見えてきたかな??
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