2016/07/26

アナケナ バードマン カベルネ・ソーヴィニヨン 2015

アナケナ バードマン カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
アナケナ バードマン カベルネ・ソーヴィニヨン 2015
Anakena Birdman Cabernet Sauvignon 2015

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き598円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁った
輝き:やや弱め
色調:若々しいが少し落ち着いた色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しいがやや地味な印象

【香り】
第一印象:少し鼻を突く感じ
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、干しブドウ、タバコ、茎っぽいグリーン香、
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、血液
香りの印象:やや還元的?ケミカルな印象

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:優しい、やや控えめ
タンニン分:溶け込んだ、やや控えめ
バランス:軽めで穏やかなバランス
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジャムのような果実感

【評価】
ライトながらポートワイン的な果実感と甘みがあり、穏やかなまとまり。

【供出温度】
10-13度 軽いけど、ふんわりと穏やかな印象なので、あまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若いけど落ち着いた色調の濃いガーネットで、輝きは弱めで地味な印象。

香りは、硫黄やケミカルの鼻を突く感じがあって、プルーンや干しぶどう、タバコ、茎っぽいグリーン香など、ちょっと還元的?

味わいは、軽めのアタックから、濃縮感のある果実と甘みがふんわりと広がり、おだやかな酸味とタンニンが静かに続いて、甘みと果実感の余韻があるフィニッシュ。

香りは良くないですが、飲み口は穏やかで平和な感じがあって、悪くないですね。

今日の晩御飯は「チキンソテー和風ソース」。
ご飯がすすむように味付けが濃いめなので、塩気と渋みがケンカします。

ただ、穏やかな味わいなので、食事の合間にアクセントで飲むのは悪くないですね。

おつまみで「ベビースターラーメンおつまみ黒こしょう味&カシューナッツ」に合わせると、ラフな感じで馴染みます。

このワイン、家庭料理との相性が良さそうで「角煮」「筑前煮」「生姜焼き」「ハヤシライス」「カレー」「佃煮」「回鍋肉」「ポークチャップ」とか合いそうです。

このワイン、穏やかで内気な感じに見えて、実はやり手なビジネスマンって感じもしますね。

穏やかだけど国産ワインよりはワインらしさがあって、飲み進むとだんだん良さが出てきます。

人に例えると、穏やかでボーっとしてるけど、人に好かれて、ともだちの多い若い男子みたいな。

最初はどうかと思ったけど、なかなかいいワインではないでしょうか。
いろいろな料理に合わせてみたくなりますね。

<3日目>

開けて2日後に「ハヤシライス」に合わせみましたが、ちょっと酸っぱくなってるものの、静かに寄り添うような馴染みのいい合い方をします。
カベルネ・ソーヴィニヨンって主張強めのワインが多いですが、このワインは周りに気を使って優しく融合する感じですね。

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アナケナ ヴァラエタル・シリーズ

※サイトより引用
アナケナ ANAKENA
アンデス山脈の麓、ラベル・ヴァレーの地で、幼なじみであるフェリペ・イバニェスとホルヘ・ギタレスがアナケナ・ワイナリーを創設しました。 最高級の品質を追求す為に、彼らは世界中のワイン産地を巡り、ワイン造りの文化や技術を吸収し、この遠く離れた、しかし恵み多き土地からどんなワインを生み出すことが出来るかを見極めたのでした。 そして1998年、最初のブドウ畑がつくられました。 今日、アナケナ・ワイナリーはカチャポアル・ヴァレー、サン・アントニオ・ヴァレーのレイダ、そしてコルチャガ・ヴァレーのチェロ・ニンケンに畑を所有しています。 当時、ワイン生産地としては、レイダとニンケンはほとんど未知の土地でしたが、最初の商品が出荷されたとき、その際だった品質と個性は、世界中のワイン狂を驚かせました。 現在、アナケナのワインは世界32ヶ国に輸出されており、手厳しいワイン専門家からも絶えず賞賛を受け続けています。
麦ちゃんテイスティングコメント (2014年2月22日試飲)
プラムのジャム、アメリカンチェリーのジャムなどを思わせる果実香、キャンディー、黒糖、植物の茎などを思わせる青味の要素、胡椒などスパイス香などを感じます。口の中に程よい濃縮感のある果実の旨味が広がります。適度な酸を備えメリハリがあり、程よいタンニンを感じますが尖ったところはありません。ミディアムボディーですが力強さも備えたヴィンテージと言えます。余韻は中庸で、果実の旨味と共に、スパイスの風味、僅かに収縮するタンニンや苦味の要素が現われます。程よい濃縮感のある果実の旨味が広がるミディアムボディーですがスパイシーで力強さも備えた1本です。
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