2011/09/07

ヴィユー・ムーティエ ヴァン・ド・フランス 赤 NV(ブラインドテイスティング:当てる)

ヴィユー・ムーティエ ヴァン・ド・フランス 赤 NV
(1)カリニャン、グルナッシュ、シラー(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:AOPフィトゥー:08)\1280
(2)シラー(スペイン:DOバルデペーニャス:02)\1280
(3)コルヴィーナ、ラボッソ(伊:ヴェネト州:IGTデッレ・ヴェネィエ:09)\980
(4)メルロー(チリ:マイポ・ヴァレー:09)\970
(5)サンソー、カリニャン、グルナッシュ・ノワール(仏:地理的表示なし:NV)\528

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若い色調の濃いルビー。
色味はやや黒っぽく若さのあるルージュ。
深い透明感があり、底がうっすらと見える。
粘性は弱め。

【香り】
黒い果実。
わずかになめし革。
グリーン系のスパイス。
香りはとても弱い。
グラスを回すと鼻を突くケミカルな印象が出てくる。
それが落ち着くと、甘い花のような印象。
相変わらず香りは弱い。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
穏やかで優しい飲み口。
ほんのりフルーティ。
ライトボディ。
酸味はやや頼りない。
タンニンは弱めで舌の真ん中が少し乾くくらい。
アルコール度も弱い。
全体的に弱めの造りだが、それなりにバランスは良い。
後味はややアルコールの印象が残り、やや辛め。
余韻は短い。

【判定】
明るめの外観からはテーブルワインのイメージ。

香りはとても弱めで、品種の特徴はつかみずらい。
素直な印象で、伝統産地のテーブルワインって感じがある。

味わいは、とてもライトでそれなりにまとまっている。
シラーやメルローは違って、グルナッシュやカリニャンって感じ。

価格的には500円よりちょっと上、くらいのイメージ。

ファイナルアンサーで、サンソー、カリニャン、グルナッシュ・ノワール
で、ピンポン

素直で美味しいテーブルワインです。

【総評】
ヴィユー・ムーティエ ヴァン・ド・フランス 赤 NV
Vieux Moutier Vin de France Rouge NV

フランス:地理的表示なし
アルコール度:12%
ブドウ品種:サンソー、カリニャン、グルナッシュ・ノワール

アットマートで、528円で購入。

ライトなんですが、ほんのりフルーティさがあって、ドライで、ちょっと華やかで、女性らしさがあって、バランスがいい感じ。

カミさんに価格感を聞いたら、680円。
軽いけど、素直で美味しい、という評価です。

今日の晩御飯は、チキンとポテトのカレー炒め。
カレー粉の味が強めの炒め物です。

ちょうど合うくらいかなと思ったら、ワインが負けてしまいました。

このワイン、とてもおしとやかで、ついつい人に譲ってしまう、お嬢さんみたいな感じ?なんでしょうか。

鶏肉だと負けましたが、カレー味のついてるポテトソテーはちょうどいい感じですね。

付け合わせの、ブロッコリー・オニオン・マカロニのマヨネーズであえたサラダに合わせてみると、意外と大丈夫。

軽いだけじゃなくて、ワインとしてのベースがしっかりしてるから、食事にも合わせやす感じです。

一番合ったのは、ウチで焼いたパンに、オリーブオイルをかけたもの。
香りが良くてワインも華やかな感じになります。
力のバランスもちょうどいい感じ。

このワイン、輸入業者が月桂冠なんですよね。
日本酒メーカーなので、ちょっと怪しいかな~って思っていたら、まったく逆で、とてもスタンダードなワインの印象。

月桂冠のワイン、他にも飲んでみたくなりました。

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