2011/01/03

ヴィネム・ブランコ エステバン・マーティン 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ・アリゴテ:07)\2180
(3)クレレット(仏:プロバンス・コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ:03)\1380
(4)マカベオ50%、シャルドネ50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:08)\1050(6本セット@997円で購入)
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴィネム・ブランコ エステバン・マーティン 2008
【外観】
ベージュがかった、濃いイエロー。
色味は濃く、オレンジ色が入った、ベージュっぽい色調。
輝きはやや強く、蜜のような輝きがある。
フチに向かって無色になるグラデーションがある。
粘性は弱めで、脚が出来にくい。

【香り】
はちみつ。
熟した果実。
花のような印象もあり。
香りは弱め。
グラスを回すとリンゴのような酸の印象。

【味わい】
ほんのり残糖を感じるセック。
酸味は強く、酸化したリンゴのような印象がある。
ボディは軽い。
アルコール度はそれほど高くないが、後味にアルコールの印象が出る。
スッキリした飲み口だが、酸味が支配的。
後味にわずかに苦みが残る。
余韻は少し残る。

【判定】
オレンジがかった外観ながら、若々しい印象。
マカベオや、クレレットが怪しい?
南の産地の印象。

香りは弱め。
シャルドネは違いそう。
クセのある感じは、マカベオやクレレット、アリゴテあたりか。
ただ、香りは弱めなので、ブルゴーニュのアリゴテは違いそう。

味わいは、軽く、酸っぱい。
価格は低そう。
しかも熟成感を感じる。
2008年よりは、2003年?

クレレットの特徴は特につかんでないが、いわゆる高貴品種ではないローカル品種の印象がある。

ファイナルアンサーで、クレレット
で、ブー

マカベオの方でした。

【総評】
ヴィネム・ブランコ エステバン・マーティン 2008
Vinem Blanco Bodegas Esteban Martin 2008

スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ
アルコール度:13%
ブドウ品種:マカベオ50%、シャルドネ50%

ワインショップ ソムリエの通販で、6本セット5980円、1本あたり997円で購入。
参考価格は1,050円。

う~ん、年末から外しっぱなし。

ネタバレしてみると、ちょっと昔風のスペインっぽい白ワイン。
スペインの白ワインって、シェリーっぽい、感じがあるんですよね。

2008年とは思えない熟成感なんですよね。

カミさんに聞いたら、チーズみたいな味わい、だそうです。
価格の印象は980円。

まあ、ほぼ正解です。

第一印象はちょっと外した感じですが、飲み進むと美味しくなってきます。
慣れてくると美味しい、古風なタイプのワインみたい。

今日の晩ご飯は海鮮丼とカニ。

さすがに生の魚にはイマイチ。
茹でたカニはまあまあ大丈夫ですが、でもマリアージュって感じではありません。

酸味が強くて、熟成感のある味わいは、やっぱりチーズ?
ナッツも合いそうですね。

個性的な味わいのワインですが、ちょっと後味に重さがあって、喉にへばりつくようなエグミを持ってますね。

飲み進むとちょっと気になる部分が多くなってきました。

いまいちバランスも良くないし、あまりオススメ出来ないかも。

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