2010/10/30

バロン・ド・セニャック NV(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー(豪:サウス・オーストラリア州:08)\1827(12本セット@831円で購入)
(2)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(3)グルナッシュ・ノワール50%、シラー20%、ムールヴェドル20%、カリニャン5%、サンソー5%(仏:ラングドック・ルーション地方:ラングドックAC:08)\950
(4)モナストレル60%・ガルナッチャ40%(スペイン:ムルシア州:NV)\500
(5)サンジョヴェーゼ(伊:エミーリア・ロマーニャ州:I.G.T.ルビコーネ:08)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

バロン・ド・セニャック NV【外観】
透明感のある、濃いルビー色。
底がうっすら見えるくらいの深い透明感。
色合いは単調で、シンプルな外観。
2~3年くらいの熟成感を感じる落ち着いたルビー色。
粘性はやや弱めで、脚が多く現れるがすぐに消える。

【香り】
弱くて、頼りない香り。
硫黄のようなケミカルな印象と、少し生臭さもある。
かすかに果実香。
グラスを回すと、ケミカル臭の強いなめし革。
やはりちょっと果物が傷んだような生臭さを感じる。
直接的なアルコールのニュアンスもある。

【味わい】
残糖を多めに感じる中辛口。
というかやや甘口?
ワインになりかけのぶどうジュースみたい。
というか半分くらいジュースを混ぜたような印象。
酸味は弱々しく頼りない。
タンニンもか弱く、ぶどうジュースくらいの渋味。
ライトボディで、舌の真ん中へんで終わる感じ。
ほとんどジュース?

【判定】
見た目も香りも味わいも低価格ワイン。

かなりしかも低品質。

スペインかイタリアだが、このあまりにやる気のなさはイタリアっぽい。(偏見)

品種も何もよく分からないので適当にあててみる。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ
で、ブー

モナストレル、ガルナッチャのスペインでした。

【総評】
バロン・ド・セニャック NV
BARON DE SENAC NV

スペイン:ムルシア州
アルコール度:11%
ブドウ品種:モナストレル60%・ガルナッチャ40%

リカーランドトップで、500円で購入。

ワインとしては半人前、って感じなのですが、意外と飲み口は良くて、慣れてくると結構進みます。

しかも今日は、自家製のバケットがあって、これがまたワインにバッチリ。

バケットは小麦粉と塩と水しか使ってないので、香りも高く、ワインに良く合いますよね。

ワインはダメダメなのですが、このバケットがワインで不足してる香りをうまくフォローしてくれて、ワインが美味しく感じます。

そうなんですね・・・ワインが特別美味しくなくても、食事で十分フォロー出来る、って事なんですよね~。

安くて、不味いワインに当たった時でも、美味しく飲める工夫って、いくらでもありそうな気がしてきました。

このワインはあくまで脇役、引き立て役という感じですね。

出来のいいワインではありませんが、素直な味わいで、あっという間に二人で1本開けてしまいました。

おすすめ、って感じではありませんが、それなりに美味しく飲めるワインだと思います。

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