2010/10/30

モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ロゼ 2009

 
モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ロゼ 2009モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ロゼ 2009
MONGEARD MUGNERET BOURGOGNE ROSE 2009

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・ロゼAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、1460円で購入。

【外観】
ルージュがかった、少し濃い目のロゼ。
輝きがあり、フルーツゼリーのような印象。
色味はロゼとしてはやや濃く、紫でもオレンジでもないルージュ。
粘性は中庸。

【香り】
甘い、カラメルのような印象。
グラスを回すと、フレッシュな赤い果実が顔を出す。
でもすぐに砂糖菓子のような甘い印象で隠される感じ。
ハーブやミネラルの印象も混ざっている。
香りは強くないが、繊細な印象。

【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
フレッシュで上質なフルーツ感。
ハリのある口当たりで、酸味も強め。
渋味は絶妙なバランスで効いている。
アルコール度は結構強めで、後味は少し乾く印象。
余韻は長めに続く。

【総評】
いいロゼですね。
上質感とフレッシュ感が同居してます。
アルコール度が強いので、グイグイ飲めるタイプではありませんが、味わい深さがあります。

なんか、ブルゴーニュ、って感じで落ち着きます。

ニューワールドワインみたいに余計な気を使ってないし、マイペースだし、でも共感出来る、というか。
ブルゴーニュのワインって心に沁みますよね。

というか、こういうタイプが単純に懐かしいだけかも。

食事がなくても、チビチビと楽しめるタイプですね。
からだにジワッと沁みていく感じがなんとも心地よい。

このワイン、後味がキレイなんですね、すっと消える。
雑味がないけど、旨みがある。

しかも飲み終わったあとの余韻がとてもいい。
いつまでも美味しさがに残ってる感じがします。

実に素晴らしい、良いワインですね。

ただ、飲み口がとても強くて、ホントにチビチビ飲んでしまいます。

昔のシャブリは強烈なやつがあって、ホントにチビチビ飲みましたが、このワインもちょっとそれに近いタイプかも。

しっかり辛口で、アルコール度高め、しかも旨い。

食事と合わせると、フルーツ感が顔を出します。

今日は自家製のバゲットとクリームシチュー。
とても良く合いました。

カミさんに価格を聞いたら、1980円。
確かにそれくらいの印象がありますね。

無くなってしまうのが惜しい、最後まで美味しいロゼですね。
2000円以下だったら、お買い得ですね。

■楽天ショップへのリンク
ブルゴーニュ・ロゼ  2008 ドメーヌ モンジャール・ミュニュレ 税込 1,743 円
※サイトから引用
1620年から始まる由緒ある造り手。現在はヴァンサン・モンジャールが当主を務めています。
エシェゾー(最大の所有者)、グラン・エシェゾー(第二位の所有者)等南面の条件のよい畑を中心に
23ものアペラシオンのワインを所有しており、その畑の総面積は30haにも及びます。
テロワールを活かしたブルゴーニュの王道ともいえる味わいを高品質で世に広く伝えることの出来る生産者です。
こだわりは細部にまでわたり、オーク樽は有名なトロンセの森の隣でヴァンサン氏自らが森を開拓してそこの樹を使っています。
自らが切り拓いた森の上質なオークを厳選し、自然乾燥で18ヶ月間乾燥させてから樽にしています。
ここまでこだわって妥協しないで出来るのはブルゴーニュでも数えるほどでしょう。
醸造に関しては、発酵の際には除梗破砕をほとんどせず、発酵期間約3週間、樽熟成期間を約2年と長くとるなど、
伝統的な手法を守り、力つよく芳醇で寿命自慢、テロワールの個性を余すことなく活かし、モダンでありながら、古き良き時代の要素も上手く取り入れ、誰もが素直に楽しめるブルゴーニュの王道とも言うべきドメーヌ。

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