2010/10/17

ノートン・バレル・セレクト シャルドネ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:09)\1785(12本セット@831円で購入)
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:08)\1650
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(4)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:09)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ノートン・バレル・セレクト シャルドネ 2009
【外観】
少しグリーンがかった、中庸な色調のレモンイエロー。
色味はグリーンがかっていて若々しい。
シンプルな単調な色調。
輝きはある。
粘性は中庸。

【香り】
甘い印象のフルーツ香。
香りはとても弱め。
グラスを回してもあまり印象が変わらない。
シロップ漬けのフルーツみたいな印象。
ミントのようなハーブ香があり、爽やかさがある。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
フルーティでフレッシュなアタック。
酸味は強く、梨やリンゴをかじった時のようなフレッシュな酸味。
アルコールは強いが、ボディは少し弱め。
フレッシュなアタックから酸味が広がるが、中盤はあまり膨らまず、少し余韻が続いて、ほんのり苦みを残す。

【判定】
グリーンがかった若々しい外観からは、2008年~2009年が候補。

香りは弱く、品種の特定が難しい。
ただ、価格は低そう。

味わいはニューワールドの甘さを残した印象。
アルゼンチンのシャルドネか、チリのソーヴィニヨン・ブラン?

価格の印象は、1000円以下。

味わいも酸味が強めのスレンダーな印象で、ソーヴィニヨン・ブランっぽい。

ファイナルアンサーで、チリのソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

ああ・・アルゼンチンのシャルドネでした。

【総評】
ノートン・バレル・セレクト シャルドネ 2009
NORTON BARREL SELECT CHARDONNAY 2009

アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

エノテカのオンラインショップで、12本セット9975円、一本あたり831円で購入。
参考価格は、1785円。

確かに香りの印象はソーヴィニヨン・ブランではありません。
味わいに関しては、シャルドネは変幻自在なので、このくらいの酸味とスッキリ感は当たり前ですね。

というか、ネタバレしてみると、シャルドネ以外に考えられない、シャルドネっぽい香りと味わい。

スッキリ系のシャルドネです。

空気に触れて、暖まってきたら香りも開いてきました。

シャブリ系のシャルドネって感じの、ミネラリーでシャープな印象。

でも、口当たりの甘さが足を引っ張ってる感じがします。

カミさんに価格を聞いたら、1680円。
まあまあ当たってますね。

なんでしょうね、品質的には全然問題ないと思うのですが、ちょっと雑な印象があるというか。

とはいえ、飲み進むと良さも見えてきます。
このワイン、飲み終わった後の、余韻がいい感じ。

ジューシーでフルーティな後味で、ついついグラスに手が伸びます。

このワインをリピートするかというと、ちょっと考えてしまいますが、この生産者のワインは是非飲んでみたいと思います。

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