2010/08/14

シャトー・オー・グラン・パリ 白 2007(ブラインドテイスティング:外す)

(1)シャルドネ(フランス:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(2)ゲヴュルツトラミネール(チリ:アコンカグア:カサブランカ・ヴァレー:09)\1250
(3)セミヨン37%、ソーヴィニヨン・ブラン36%、ミュスカデル27%(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:07)\1120
(4)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(日本:チリ産輸入ワイン使用)\640

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・オー・グラン・パリ 白 2007
【外観】
鮮やかな、やや濃いイエロー。
グリーンっぽくもオレンジっぽくもない中庸な黄色。
やや濃い黄色は熟成というよりは、果実の色のイメージ。
輝きはややある。
粘性は中庸。

【香り】
熟したカリンのような香り。
花の蜜のような印象。
グラスを回すとクリームのような乳製品の印象と、ミネラル。
バニラの印象。
厚みがあって熟成感を感じる香り。

【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
軽い口当たり。
やや酸化したリンゴのようなイメージ。
酸味はやや頼りない。
ボリューム感はなく、スレンダー。
飲み口は安いイメージ。

【判定】
濃い外観からは、特に品種を特定出来ないが、若々しくは無いので、2007年くらいかノンヴィンテージ。

香りは熟成感のある、果実香。
複雑性もあり、厚みもある。
少なくともゲヴュルツトラミネールではなく、シャルドネでも無さそう。
ボルドーのセパージュの2本が候補。

味わいは、軽い。
やや水っぽくもあり、価格は安そう。
締りの無い感じが、テーブルワインクラス。

ファイナルアンサーで、日本のソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
で、ブー

おっと、ボルドーでした。

【総評】
シャトー・オー・グラン・パリ 白 2007
Chateau Au Grand Paris Blanc 2007

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:セミヨン37%、ソーヴィニヨン・ブラン36%、ミュスカデル27%

リカーランドトップで、1120円で購入。

飲み口がちょっと軽くて安い印象があるものの、不味くはありません。
というか、好みの問題で結構美味しいかも。

メリハリが無くて、うすら甘い感じなんですよね。
その分優しくて、柔らかい味わい。

シャープな印象のワインが好きな人には合わないと思います。

そういえば、ボルドーワインが高級路線へシフトするというニュースがありました。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2742287/5996206

最近、ボルドーが安くなって手に入りやすくなった反面、ちょっと品質の落ちたボルドーも多くなってました。
確かにここ数年、ボルドーというブランド力が少し落ちているのかも知れません。

ボルドーとブルゴーニュだと、最近ではブルゴーニュの方が明らかにブランド力を上げてます。
生産量が少なくて稀少価値がある分、ブルゴーニュには高いワインが多いですからね。

とはいうものの、ボルドーがワイン文化をリードしていく存在であることは間違いありませんね。
今回の改革で、安いボルドーは減りそうですが、きっと全体的には品質が上がって美味しくなるのでしょう。

このワイン、ちょっと水っぽいのですが、後味が良くてまたグラスに手が伸びますね。

ボルドーらしい上質感を感じさせる、デイリーワインです。

カミさんに値段を聞いたら、1680円。
嫌味がなく、スッキリしてるのが、ポイント高かったみたいです。

なんでしょうね、このハッキリしない味わいが気になるのですが、飲み進むとだんだん馴染んできます。
品質は良いみたいで、後味がとてもキレイです。
何となく、オーガニックワインをイメージさせますね。
実際にはどうか分かりませんが。

メリハリの無い地味な味わいですが、素朴で素直なワインが好きな人にはオススメでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・オー・グラン・パリ・ブラン 2007 税込 1,239 円 送料別

※サイトより引用
最新版【バリューボルドー2009】の大本命、最安値白ワイン!!
清廉な白い花と完熟果実がたわわに咲き乱れる、とてもリッチな香り!!
さらに、その濃厚な香りのイメージどおりの、ふくよかでジューシーな味わい!!
みずみずしくキレのよい酸味は、がぜん食欲を掻き立てる!!
あふれんばかりの果実味満載の味わいにして、なんと、たったの1180円だなんて!!
これからの時期にとっても活躍しそうなこのワイン、ゼッタイ見逃すべからず!!
若々しく淡いグリーンイエロー。
白桃、ゴールデンデリシャス、白い花のフローラルな香り。
ソーヴィニョン・ブランの酸とセミヨンの果実味、ミュスカデルのフレッシュ感がきれいに溶け合う、ボルドー・ブランの見本のようなワイン。
6℃くらいにしっかり冷やして、アペリティフとして。
シンプルな魚介類や冷製前菜ともベストマッチ。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事