2010/07/22

トゥルッロ プリミティーヴォ・サレント 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:08)\1350
(2)グルナッシュ50%、シラー30%、サンソー20%(仏:プロヴァンス-コルス地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・ヴォークリューズ:06)\950
(3)プリミティーヴォ(伊:プーリア州:サレントIGT:08)\820
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マウレ・ヴァレー:09)\598
(5)カベルネ・フラン主体(フランス:ヴァン・ド・ターブル:NV)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トゥルッロ プリミティーヴォ・サレント 2008
【外観】
黒っぽく落ち着いた色合いの濃いガーネット。
深い透明感があるが、底はギリギリ見えないくらい。
色味はやや黒っぽく落ち着いたレッド。
粘性は弱めで、脚が多く現れるがすぐに消える。
ややタンニンが荒い印象。

【香り】
黒い果実。
少し加熱された果実のような印象。
わずかに熟成感を感じる、酸の印象。
香りは弱くはかなげ。
印象もやや暗い。
グラスを回すと、茎のようなグリーンの印象が出てくるが、香りはすぐに消える。
かなり弱い香り。

【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
酸味が強く、やや収斂性がある。
口当たりは柔らかい。
ライトからミディアムボディ。
アルコールの印象が強い。
アタックは柔らかいが、中盤で酸味が支配的になり、アフターは乾いて辛い。
余韻は短い。

【判定】
少し熟成感を感じる外観は、グルナッシュ2006か、カベルネ・フランのノンヴィンテージ。

香りの印象は、やや酸化を思わせる、テーブルワイン。
とても弱い香りだけど、グラスを回すとカベルネ系の印象。
しかも、暗い雰囲気はカベルネ・フラン。

味わいは、ちょっと不出来なワインって感じ。
輸入果汁を使った国産ワインみたいな雰囲気。
あるいはブドウジュースにアルコール入れた、みたいな。

価格の印象も500円以下。
398円くらいだとまあまあ?

ファイナルアンサーで、カベルネ・フラン
で、ブー

あれま、プリミティーヴォ

【総評】
トゥルッロ プリミティーヴォ・サレント 2008
Trullo SALENTO PRIMITIVO 2008

イタリア:プーリア州:サレントIGT
アルコール度:13%
ブドウ品種:プリミティーヴォ

リカーランドトップで、820円で購入。

あー、この収斂性のある酸の印象はサンジョヴェーゼでよくある感じです、イタリアっぽい。
全然カベルネ系じゃないし・・・

このワイン、第一印象はイマイチでしたが、飲み進むと、まあまあ納得感のある味わいです。

今日の晩ご飯は、マーボ茄子。
相性は悪くないんですけど、なんだかとっても暑苦しい組み合わせです。
夏場はNGですね。

付け合せは、ワカメの入ったサラダ、GABANの和風&醤油バルサミコドレッシング。
意外とワカメが合いました。

バルサミコがつなぎになってて、ワインの欠点も少し消しくれてますね。

ワインの温度が少し高かったので、冷蔵庫で冷やしてみたら、ちょっと締まった印象になりました。
でも冷やす事で、さらにジュースっぽくなったというか、単調になったというか。
ワインとして不出来な感じは、温度が変わっても一緒かな。

それにしても、ちょっと特長のないワインですね。
個性が無いというか、印象が薄いというか。

我が家的には、リピートしないタイプかな~。

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