2009/05/12

ヴィーニャ アラズゥ ティント 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、マルヴァジア(伊:トスカーナ:キアンティDOCG:07)\1180
・ガルナッチャ50%、テンプラニーリョ30%、カリニェナ20%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:07)\630(6本セット3780円)
・品種不明(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\580
・品種不明(イタリア:ヴィーノ・ダ・ターヴォラ:NV)\500

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ヴィーニャ アラズゥ ティント 2007
【外観】
濃い外観。
深い透明感はあるが底は見えない。
フチは赤味が強いが全体に黒っぽい。
粘性は中庸。
ディスクは薄め。

【香り】
生っぽい動物香。
タバコのような焦げ臭。
ややケミカル。
黒い果実。
グラスを回すと麝香のような動物香が強くなる。
ややフローラルな印象もある。
時間とともにスパイス香。

【味わい】
ミディアムからややフルボディ。
タンニンはしっかりあり、飲んだ後に舌をふき取ったような乾いた感じがある。
酸味もしっかりしていて、全体に強めのバランス。
余韻も少し残る。
タンニンはしっかりあるが飲み口はやわらか。

【判定】
外観はこのラインアップからはちょっと想定外な濃さ。
香りもシラーのような厚みと野性味がある。
こうなるともうイタリアの2本では無さそう。
飲み口もしっかりと強い方向でまとまってます。
それでいて飲み口まろやか。
想像以上に美味しいワインですね。
これはきっと新世界風のスペインのワイン。
ランクはD.O.クラスかな。

ファイナルアンサーで、スペイン DOカリニェーナ
で、ピンポン

ブラインドテイスティングも当たったけど、これ、ワインも当たりです。

【総評】
ヴィーニャ アラズゥ ティント 2007
VINA ARAZU TINTO 2007

スペイン:スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ50%、テンプラニーリョ30%、カリニェナ20%

良酒百貨BEANSの通販で、6本セット3780円、1本あたり630円で購入。

これおいしいです。
今回のワインセットの赤の中では、個人的にこれが一番美味しいかな。

ひと口目の印象は1000円前後のクラスのワインくらいですね。

セットで買ったので単品だとどのくらいの値段か分かりませんが、800円台くらいまでなら安い感じでしょうか。

今日の晩御飯は自家製のチャーシュー。

照り焼き風のタレによく合います。
個人的に、ブタ肉は赤ワインに合わない、と勝手に思い込んでいるのですが、タレのおかげでとても良く合ってます。

という事は、焼き鳥にも合いそうですね。
なんだかコンビニの弁当にも、あれこれ合いそうな感じ。

デイリーワインとしては文句なしですね。

家庭の肉料理にも一通り合いそうな気がします。

このワインの良いところは、アルコール度が低く抑えられているところじゃないでしょうか。
家庭の料理に合わせるにはちょうどいい感じです。

飲み進むとだんだん軽い印象が強くなってきたのと、ちょっとゴムっぽいケミカルな印象が出てきました。
でも酔っ払いには全然問題ないレベルですね。

なんだかトータルで美味しいので、これはおすすめです。

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良酒百貨BEANSのお手軽ワイン6本SET(白3本 赤3本)3,780円

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