2009/05/16

シャトー・メルシャン 甲州シュール・リー 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・甲州(日本:山梨県:甲州市勝沼町:06)\980(特売)
・ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:04)\950
・シャルドネ、シュナン、ヴィオニエ(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:08)\680
・シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\630(6本セット3780円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・メルシャン 甲州シュール・リー 2006
【外観】
やや淡い黄色。
少しムラのある外観。
少しぐれーっぽい。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。

【香り】
カリンや南国のフルーツ。
柑橘系の感じる。
フルーツの盛り合わせのような印象。
ひとつのフルーツに例えると、洋ナシ。
グラスを回すとミネラルとクリームの印象。
やや重さのあるフルーツ香。

【味わい】
シャープで、やや酸味がキツい。
アルコールはやや強め。
ややとげとげしい口当たりで、後味には少し苦味が残る。

【判定】
外観からは甲州が消える。
香りの第一印象はシャルドネ。
やや熟成感もある。
アルゼンチンは08なのでちょっと違いそう。
一つの選択肢はヴァン・ド・ターブルだが、全体的な力はテーブルワインという印象ではない。
となるとボルドー?
04なので熟成感としては合ってる感じ。
飲んだ印象はシャルドネというよりはソーヴィニヨン・ブラン?
ちょっと時間が経つと、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマも出てきたかも。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

えー、甲州?

【総評】
シャトー・メルシャン 甲州シュール・リー 2006
Chateau Mercian KOSHU SUR LIE 2006

日本:山梨県甲州市勝沼町
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州

大丸ピーコックで、980円で購入。

ネタバレしたとたんにシュール・リーの香り。
いやはやブラインドテイスティングは恐ろしい。
このシュール・リーの香りをソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマと勘違いしてたみたい。
よく忘れるんですよね、たまに飲むワインの香りは。

それにしても、やや炭酸を含んだような印象やシュール・リーの酵母のような印象。
まさに甲州ですが、シャンパーニュによく似てますね。

それにしても、甲州で間違えたのは初めてじゃないでしょうか。

2006年ということで、ちょっと熟成感があったのが、間違ったポイントでしょうか。

このワイン特売だったのですが、3年前のビンテージで、熟成の谷間で安くなってたのかな、と思っていましたが、決して谷間って感じではありません。
やや熟成感がでて、甲州の少し違った印象が楽しめるというか。

冷やして飲んだ方が美味しいですね。

今日の晩御飯はチキン南蛮だったのですが、ちょうどいい感じで良く合いました。
ちょうど、チューハイみたいな役割?

そう思うとチューハイ的なまとまりかもしれませんね。
もっと具体的に言うとレモンハイ。
もちろん、もっと美味しいですが。。。

冷やせば冷やすほど、レモンハイ的な味わいになりますね。

ボリューム感のある白が好きな人にはいまいちかもしれませんが、素朴で清廉潔白な味わいです。

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