2009/04/25

レオン・デ・タラパカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、マルヴァジア(伊:トスカーナ:キアンティDOCG:07)\1180
・メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1040
・カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:07)\877
・テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:08)\630(6本セット3780円)

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

レオン・デ・タラパカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
【外観】
濃い外観。
色は黒っぽく落ち着いている。
深い透明感があるが、底はギリギリ見えないくらい。
粘性はやや高く、脚がゆっくり降りてくる。

【香り】
赤系フルーツ。
動物香。
ミントのようなハーブ香。
やや硫黄臭?
グラスを回すとなめし革のような動物香。
麝香のような印象もある。
ちょっとヴェジェタルな印象もある?

【味わい】
セックながら残糖を多く感じる、甘さの強い味わい。
アルコール度は高く、濃縮感も強い。
タンニンはしっかりあり、そのあとに果実味が残る。
酸味も程よく、余韻も短いながら印象的に残る。

【判定】
外観、香り、味わいともに濃縮感のある、ニューワールドタイプ。
飲んだ印象はチリカベ。
他に可能性があるとしたら、スペインのテンプラニーリョ。
品種的にはボルドーもある?
まず、カベルネ・ソーヴィニヨンか、テンプラニーリョの判定だが、ちょっと濡れた犬のような動物香がテンプラニーリョの可能性を感じる。
時間とともに動物香が強くなる。
雫に色素が残る感じはチリカベっぽい。
でも、この飲み口の甘さや果実感はやっぱりチリカベかな。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

チリカベらしい味わいですが、ベタつきもなく、クールな印象です。

【総評】
レオン・デ・タラパカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2007
LEON DE TARAPACA CABERNET SAUVIGNON 2007

チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ジュピターで、877円で購入。

果実感と濃縮感あるふれる、多くの人に好まれそうなチリカベです。
第一印象から悪い要素はあまりなく、ただこのタイプは飲み進んでも印象が変わらないタイプなので、だんだん飽きてくるのでは、というのがちょっと心配?

今日の晩御飯はチキンのオーブン焼きだったので、合わせてみたら、果実味が強すぎていまいち合わない。

でもこのワイン、そのままでもフルーティさが強いので、飲めてしまいます。
多分軽いチーズとかオードブルみたいなものに合いそうですね。

飲み進んでもそんなに印象は変わりませんが、割とピュアなフルーツ感なので、最後まで飽きずに飲めてしまいます。

カベルネ・ソーヴィニヨンで、フルーティさを出す、という点ではとても成功している感じを受けます。

まさに今どきのワインですね。

フルーティでカジュアルなカベルネ・ソーヴィニヨンを飲みたい人にはオススメですね。

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