2009/03/01

トリヴェント トリブ マルベック 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

・シラー(仏:ローヌ地方:クローズ・エルミタージュ:03)\2780
・サンジョヴェーゼ、シリエジオーロ、カベルネ・ソーヴィニヨン(伊:トスカーナ州:I.G.T.:04)\1344
・カベルネ・ソーヴィニヨン(アルゼンチン:クージョ地方:サン・ファン州:07)\1180
・マルベック(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:07)\1029

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

トリヴェント トリブ マルベック 2007
【外観】
濃い外観。
やや濁っている印象あり。
黒っぽい外観だが、フチは赤味が強い。
粘性は強く、脚が多く現れる。
雫に色素が残る。

【香り】
濃縮感のある果実と、フレッシュな果実が混ざっている。
たばこやコーヒーのような焦げた印象。
グラスを回すと生っぽい動物香が強くなる。
スモーキーさとグリーンの印象もあり。

【味わい】
しっかりしたタンニン、酸味も強い。
フルボディだが、フレッシュでジューシーな口当たり。
余韻は割りと長めに続く。

【判定】
まだ若い外観なので、シラーとサンジョヴェーゼは違うだろう。
見た目はオーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンって感じ。
香りはニューワールドのカベルネっぽいが、マルベックもありそう。
飲み口は洗練されていて、好印象。
残り2つの選択肢は両方アルゼンチンなので、単純に品種の判定となる。
カベルネ・ソーヴィニヨンにしては動物香が強いかな?
フルーティさも強く、ちょっとメルロー的な感じもある。
そうなるとこれはやはりマルベックか?

ファイナルアンサーで、マルベック
で、ピンポン

このマルベック、おいしいです。

【総評】
トリヴェント トリブ マルベック 2007
TRIVENTO TRIBU MALBEC 2007

アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州
アルコール度:13%
ブドウ品種:マルベック

オーケーストアで、1029円で購入。

さすがアルゼンチンを代表する品種、マルベック。
何とも現代的なワインです。
厚みがあってフルボディで濃くて、しかもフルーティ。

さらに飲み口はすっきりしています。

おそらく誰が飲んでもひとくち目で、おいしい、って言いそうなワインですね。

ただこのタイプのワインは、ずっと同じ印象が続いて、飽きてくる事が多く、このワインも微妙にそんな感じがありますね。

ジュースっぽさが気になってくるんですよね。

食事と合わせるとまた印象が違ってくるかと思ったら、今日の晩御飯は、ほっけと納豆と煮物。。
なにひとつ合うものがありませんでした。

ワインだけでも美味しく飲めるタイプですが、しっかりした肉料理には良く合いそうです。

飲み進むとだんだんペースダウンしてきましたが、1000円程度という価格を考えるとコストパフォーマンスは高いワインだと思います。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事