2009/03/29

ウマニ・ロンキ カサル・ディ・セッラ ヴェルディッキオ・クラッシコ・スーペリオーレ 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・ヴェルディッキオ(伊:マルケ州:ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ:06)\1690
・リースリング(独:モーゼル地区:07)\1320
・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:07)\998
・シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:08)\877

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ウマニ・ロンキ カサル・ディ・セッラ ヴェルディッキオ・クラッシコ・スーペリオーレ 2006
【外観】
濃い黄色。
ややオレンジがかっている。
輝きは強い。
ディスクは厚めで、粘性も強い。

【香り】
蜜の入ったりんごのような果実香。
少しオリエンタルなスパイスのニュアンス。
香木のような印象。
樽の影響を感じる。

【味わい】
濃厚な味わい。
とろみがあり、口当たりが良い。
セックながら、残糖はやや多い印象。
酸味も強く、ボディも強い。
全体に強い方向でまとまっている。
余韻は少し長く続く。
アルコール度も高い印象。

【判定】
濃い黄色で輝きがあり、ややオレンジ、となると、06のヴェルディッキオが候補。

香りはやや熟成を感じる。06なのでそんなに熟成しているわけでは無いが、やはりここはイタリアか。

色の濃さやオレンジの色味は樽の影響も考えられる。
ただ、この4本はすべて樽熟成している可能性があるので、判定の基準にはならない。

飲み口は、リッチで厚みのあるタイプ。
価格的にはやや高い印象。

ほぼヴェルディッキオに傾くが、他の可能性を考える。
まず、樽の影響の仕方がボルドーブランの印象を感じさせる。
今回のボルドーはバロン・ド・レスタックの07。
いつも外すんですよね。
あと可能性があるのはリースリング?
でも一番近いのは、やっぱりボルドーかな?
最終的には2択に絞るが、あとはトータルでも印象が決めてかな。

ファイナルアンサーで、ヴェルディッキオ
で、ピンポン

おお、なんとか当たりました。

【総評】
ウマニ・ロンキ カサル・ディ・セッラ ヴェルディッキオ・クラッシコ・スーペリオーレ 2006
UMANI RONCHI CASAL DI SERRA VERDICCHIO DEI CASTELLI DI JESI CLASSICO SUPERIORE 2006

イタリア:マルケ州:ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ
アルコール度:14%
ブドウ品種:ヴェルディッキオ

リカーランドトップで、1690円で購入。

リッチタイプのイタリアワインです。

イタリアの白はすっきり爽やかという印象がありますが、このワインは違うタイプ。
コクがありリッチ、アルコール度も14%ととても高めです。

ただちょっと樽の影響を強く感じるところが、我が家的には好みのタイプじゃないんですよね。
ややクドいというか。

香りのタームも、過熟を想起させるリンゴの印象があります。
爽やかなリンゴじゃなくて、ちょっと熟したリンゴ。
オールドタイプのボルドーブランに良くある香りの印象でしょうか。

すべてが強い方向でまとまっているので、合わせる料理は難しそうですね。

ワインとしてはしっかりしていると思うのですが、タイプとしてはやや我が家向きじゃないかな。
やや多い甘い印象や、ちょっと重い感じがいまいちかな?
アルコール度もちょっと強すぎる気がします。

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