・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:ラペルヴァレー:07)\1407
・シャルドネ(豪:サウス・オーストラリア州:07)\950
・ユニ・ブラン、コロンバール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジェール:NV)\858
・マカベオ(スペイン:レバンテ地方:イエクラ:NV)\580
の4本のうちから1本を開けてもらいブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な黄色。
ややベージュ。
輝きはやや弱い。
粘性もやや弱い。
【香り】
フルーツ香主体。
かりんや柑橘系の皮の印象。
グラスを回すと、少しシロップのような甘い香りが立ってくる。
ちょっとスモーキーな印象や、ハーブのようなニュアンスもある。
【味わい】
セックで酸味がしっかりしている。
ちょっとキツメの口当たり。
ちょっと酸化のイメージも感じる。
後味には酸味が強く残る。
しっかりとした固いボディがあるようなイメージ。
【判定】
ちょっと熟成をイメージさせる外観と香り。
味わいもやや酸化を感じるので、07年のソーヴィニヨン・ブランとシャルドネは違うだろう。
そうなるとノンヴィンテージの2本だが、ヴァン・ド・ペイとスペイン。
香りに癖がなく、力強いセックなイメージはフランスのヴァン・ド・ペイの印象かな。
ユニ・ブラン、コロンバールというとまさにそんな感じ。
ファイナルアンサーで、ユニ・ブラン、コロンバール
で、ブー!
な、なんとソーヴィニヨン・ブラン!
【総評】
ロス ヴァスコス ソーヴィニヨン・ブラン 2007
LOS VASCOS Sauvignon Blanc 2007
チリ:セントラル・ヴァレー:ラペル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、1407円で購入。
完全にブラインドテイスティング外してしまいました。。
ネタバレしてみると、ワインが入れ替わったかのようにソーヴィニヨン・ブラン。
色もベージュっぽくなくてグリーンがかってるぞ、おい。
冬至用のゆずが後ろにあったので、その色が映りこんでたかな~。
それにしても、産地も、生産年も、品種もオールアウト!
手術後、1週間ぶりのブラインドテイスティングってことで許してください。
改めて見直してみると、色はほんのりグリーン、粘性は中程度って感じでしょうか。
ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマはやや抑えられている印象で、ちょっとシャルドネっぽいんですよね。
シャルドネっぽく感じるのは、ブドウの個性が抑えられている感じなのかもしれません。
飲み進むと安定感が出てきますね。
強めの口当たりは相変わらずですが、荒っぽさは感じなくなりました。
悪くは無いんですけど、ちょっと後味とか、重いかな。
このへんは好みの問題でしょうかね。
フルーティさ抑えめの、しっかりしたワインが好きな人にはいいのではないでしょうか。
【カミさんのコメント】
悪く無いね。
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