2008/04/12

ウィリアム・フェーブル プチ・シャブリ 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン62%、セミヨン38%(ボルドー)\2310
・シャルドネ(仏:プティ・シャブリ)\2080
・リースリング(独:ファルツ地方)\1140
・シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー)\1100

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ウィリアム・フェーブル プチ・シャブリ 2006 ボトル ラベル
【外観】
やや淡い黄色。
艶あり。
粘性ややあり、ゆっくりと脚が降りてくる。

【香り】
かりんのようなフルーツ香。
厚みのある、重いフルーツ香。
ややエグミのあるフルーツ香はシャルドネっぽい。
グラスを回すとややチーズっぽい発酵香。
南のフルーツと柑橘系が混在している。
ミネラルっぽさもあり。

【味わい】
かなりしっかりした酸味とボディ。
フルーティで切れが良い。
アルコール度は高く、お腹が熱くなる。
甘さがほとんどない、ドライな味わい。

【総評】
外観では、ボルドーが外れる。
香りの印象では、リースリングが外れ、シャルドネが2本残る。
飲み口は厚みがあって、しっかりとしている。
甘さをあまり感じないドライな印象とかなりの酸味はシャブリっぽい。

ファイナルアンサーで、プチ・シャブリ
で、ピンポン

ウイリアム・フェーブルのシャブリは久しぶりです。

【総評】
ウィリアム・フェーブル プチ・シャブリ 2006
WILLIAM FAVRE PETIT CHABLIS 2006

フランス:ブルゴーニュ地方:プチ・シャブリAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、2080円で購入。

プチ・シャブリらしい香りと味わい。

発酵香と生っぽいミネラルに、少しスモーキーな煙っぽさ。
ミネラルの印象と煙っぽさが合わさって火打石というキーワードが出てくるんでしょうね。

英語のフリンティだと火打石というよりは発火石とか着火石って感じになるので、どちらかと言うとライターを擦ったときの香りなんでしょうが、いつもこの火打石というニュアンスが良く分かっていません。

このワイン、とてもプチ・シャブリっぽく、酸もしっかりしていて、とても良いのですが、ちょっと、何と言うか、いまいちな部分があるんですよね。

ウィリアム・フェーブルといえばシャブリの大御所なのですが、我が家的にはいつも、いまいち感があるんです。

微妙な甘さと口に残るエグミでしょうか?
なんとなく大味で、口当たりが悪いというか。

もちろん、ウィリアムフェーブルの高いものは飲んだ事が無く、いつも普及価格帯のワインなので、それを基準にしてウィリアムフェーブルのワイン全体は判定できませんが。

決してワインとしては悪くなく、とてもしっかりと作られています。
でも我が家的には2000円超えると高い感じがするんですよね。

難しいですね。
あと味の印象なんでしょうかね?
苦味が強すぎるのかな?

あくまでこれは好き嫌いの話で、ワインの品質の話ではありません。

チーズとトマトを合わせたツマミと食べるとちょっと印象が違ってきますね。
食事に合わせた方がおいしく飲めるタイプかもしれません。

カミさんの意見では、このワインに合うのは、シャケのムニエルとかエビフライ。

なんだかんだ文句を言いながらも、もう1本無くなりそうです。
やはり品質はいいんですよね。

またいつか飲んで確認しよう。

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