2008/04/29

ジャンテ・パンショ ブルゴーニュ アリゴテ 2002

・アリゴテ(仏:ブルゴーニュ)\1974
・シャルドネ(仏:シャブリ)\1680
・ヴィオニエ、ミュスカ(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン)\1400
・リースリング(独:ファルツ地方)\1140
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:クリコ・ヴァレー)\1140

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ジャンテ・パンショ ブルゴーニュ アリゴテ 2002 ボトル ラベル
【外観】
やや濃い黄色。
少しオレンジがかっている。
小さな気泡が少し。
粘性は中程度。
少し艶っぽさがある。

【香り】
ゴージャスなフルーツ香。(って何だ)
熟して香りがたったフルーツ。
そこにフローラルな印象もある。
シナモンのようなスパイス香?
ハッカのような印象。

【味わい】
酸味が強く、すっきりとしている。
かなりフルーティ。
すっぱいリンゴを食べたときのような味わい。
余韻は細く長く続く。

【判定】
外観では、リースリングやアリゴテ、ソーヴィニヨン・ブランもやや後退。
ヴィオニエがとても怪しい。
香りの印象はこってりしたフルーツ香。
熟したニュアンスや、スパイス香が混ざって、複雑さがある。
青リンゴのような印象も感じる。
飲み口がとても酸味が強いので、ヴィオニエはちょっと違うかも。
そうなると急に浮上するのがアリゴテ。
そうえば香りと味わいの総合的な印象は、やや古いブドウ品種のようなイメージ。
少し前のワインって感じ。

ファイナルアンサーで、アリゴテ
で、ピンポン

アリゴテは好きなので案外分かりますね。

【総評】
ジャンテ・パンショ ブルゴーニュ アリゴテ 2002
GEANTET-PANSIOT BOURGOGNE ALIGOTE 2002

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・アリゴテAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アリゴテ

町田の蔵家さんで、1974円で購入。

アリゴテは必ず、「リンゴ」というキーワードが出てきますね。
しかも、青リンゴ。
飲んだときの収斂性のある酸味がリンゴっぽいんですよね。
蜜が入っていない、渋くて酸っぱいリンゴの印象です。

通常、「リンゴ」というキーワードは酸化の徴候を現すようです。
確かにアリゴテは酸味が強く、やや酸化しているような印象があります。

現代的なワインの基準からいくとマイナス要因なのでしょうが、品種の特徴としては、とても個性的な印象を出しますね。

このアリゴテ、酸化という点ではギリギリな感じがしますが、すっきりとまとまっていて、個人的にはとても好きなタイプです。

ものすごくリンゴのニュアンスがあって、リンゴから出来たワインみたい。

酸味もとてもしっかりしていて、嫌なら飲むな、くらいの主張を感じます。

ちょっとノスタルジックな印象のあるワインですね。
何かちょっと、懐かしい感じがするのですが、40歳以上にはこの感じが分かるかと思います。

このワイン大好きです。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/veritas/448570/619114/551816/

※サイトより引用
ぜひブルゴーニュ好きの皆様にお薦めしたいのが、本場フランスをはじめ、あのパーカー氏より高得点をいただいているのに、日本ではまだあまり広く出回っていない、隠れた名ワイナリー、「ジャンテ・パンシオ」!!
フランスを代表する評論家ミシェル・ベタンヌ氏は、
『全体的に高い評価を得ているにもかかわらず、価格が上級品でも十分納得できるレベルに抑えられている 』
と評価しています!
そして、ジャンテ・パンシオは国内では知られていないとは言え、さすがにワイン専門誌からは、すでに注目を浴びています!!

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