2008/04/20

メニュ メゾン・リヴィエール ボルドー2002

・シラー、マルベック(アルゼンチン)\1974
・メルロー65%、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン15%(仏:ボルドー)\1600
・グルナッシュ・ノアール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン)\1400
・テンプラニーリョ、モナストレル、メルロー(スペイン:バレンシア地方)\880

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

メニュ メゾン・リヴィエール ボルドー2002 ボトル ラベル
【外観】
ほとんど透明感の無い、濃い外観。
色味は黒く落ち着いている。
粘性は強く、脚が後から下りてくる。
フチだけ色味があって、あとはほとんど黒に近い色。

【香り】
すみれの香り。
濃縮感のあるフルーツ。
ややグリーンっぽい。
グラスを回すと少し動物香。
上品な動物香で、ややムスクのような印象。

【味わい】
セックで甘さをほとんど感じない飲み口。
渋みは柔らかく、余韻は長い。
酸味も程よく利いている。

【判定】
外観ではどれも候補だが、シラーが怪しいかな?
香りの印象では、まさにボルドー。
でもこのボルドーっぽさ、ってのがあてにならないので、要注意。

とはいえ、カベルネ・ソーヴィニヨンのグリーンっぽさを感じるので、やはりボルドーが一番の候補。
飲み口では、甘さをほとんど感じないので、シラーは消える。
グルナッシュも違うんじゃないかな?

スペインは結構怪しいが、ワイルドな動物香は感じないので、これも外す。
となるとやはり、ボルドーかな。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン

ボルドーらしさを感じるボルドーですが、これはサンテミリオン地区のものみたいですね。

【総評】
メニュ メゾン・リヴィエール ボルドー2002
Menuts Pierre Riviere Bordeaux 2002

フランス:ボルドーAC
アルコール度:不明
ブドウ品種:メルロー65%、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン15%(ネット調べ)

リカーランドトップで、1600円で購入。

厚みがあって強い香り。
華やかさと艶っぽさのある、ボルドーらしい香りです。

それでいて飲み口はまろやかですっきり、クールさを感じるキレイな味わい。

これは相当にお買い得感のあるワインですね。
素晴らしい。

ちなみにカミさんに価格を聞いたら、「このワインはいいよね、3500円くらい?」って言ってました。
確かに2500円くらいでもお得感がありそうなワインです。

メルローが主体のボルドーは、優しい大人な雰囲気がありますね。

メルローの特徴として手がかりにしている「上品な動物香」がしっかり感じられます。
ちょっとなめし革っぽさもあるので、色合いが明るいメルローはよくピノ・ノアールに間違えるんですよね。

それにしても、飲み進むとさらに良くなってきます。
この造り手のグランクリュ、クロ・デ・メニュも飲んでみたくなりました。

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/kagaya/683655/728056/728064/739922/#762902

※サイトより引用
蔵元は、サンテミリオンに本拠を置く、大手ワインメーカーである、メゾン・リヴィエール社の所有。
メゾン・リヴィエール社は、設立当初、ワイン商としてサンテミリオンのワインをレストランなどに広めることに貢献し、そのノウハウのもと、今では多くのシャトーを所有、徹底して栽培、醸造をアドバイスし地元サンテミリオンでは知る人ぞ知る有名な会社となっています。
メゾン・リヴィエール社が所有する蔵元の中でも“クロ・デ・メニュ”は最も多くの資金を投資し、力を入れている蔵元でサンテミリオンの特級に格付けされているワインです。

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