2008/03/08

グレイス甲州 2006(ブラインドテイスティング:当てる)

・ソーヴィニヨン・ブラン62%、セミヨン38%(ボルドー)\2310
・リースリング(フランス:アルザス)\1680
・甲州(グレイスワイン)\1690
・シャルドネ(豪)\525

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

グレイス甲州 2006 ボトル ラベル
【外観】
淡い色合い。
日本酒くらい。
ちいさな気泡が多く見られる。
粘性は弱くさらっとしている。

【香り】
弱い香りの中にとても繊細な柑橘系の香り。
グレープフルーツのような感じ。
日本酒のような酵母の印象や炭酸のイメージもある。

【味わい】
すっきりとクリーンで酸味がとても効果的に利いている。
軽いがとてもバランスが良く、味わい深い。
余韻もとても静かに長く残る。

【判定】
色合いでほぼ甲州。
香りもほとんど甲州の印象。
よく出来た、管理のしっかりとした、シュールリー製法を使っている印象。
飲み口もとても上品で酸味が利いていて、苦味もとても効果的。
とてもおいしい。

ファイナルアンサーで、甲州
で、ピンポン

さすがに、この選択肢の中では外しませんね。
ミュスカデが入っていたら分かりませんが、この繊細さはやはり甲州ならではって感じです。

【総評】
グレイス甲州 2006
GRACE KOSHU 2006

日本:勝沼産
アルコール度:12%
ブドウ品種:甲州

レシピ町田で、1690円で購入。

日本のワインが、この品質でこの価格で出来るってのは、少し前だと想像も出来ませんでした。
とても繊細で美味しく、和食にも良く合うんじゃないでしょうか。
以前、ニュージーランドのバターっぽさの強いシャルドネと、グレイスの甲州を一緒に開けたときに、みんなが甲州に手が伸びていたのが印象的でした。
みんな美味しいって言ってましたが、きっと日本人好みなんでしょうね。

今日は餃子だったので、さすがに合いませんでしたが、天ぷらなんて最高でしょうね。
お寿司も、ネタによっては良く合いそう。

【余談】
ちなみに、このグレース甲州2006のラベル、汚れているようなデザインなんです。
買うときにラベルが汚れているので、違うやつと取り替えようと思ったら、みんな同じように汚れていて、ようやく気がつきました。

グレイス甲州 2006 ラベル ※クリックで拡大

思い切ったというか、デザイナーのこだわりというか、なかなか趣きはあるのですが、ちょっと誤解を招くデザインですね。
返品とか無かったのかな?

■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/dwi/441256/441281/443603/#378525

※サイトより引用
山梨県勝沼町甲州種を原料に、シュール・リー製法で醸したワインです。
アジア最大規模の国際コンクール“ジャパンワインチャレンジ”第5回と第10回において、最高の栄誉を受賞。
甲州ワインとして、国内外共に認められた逸品です。
シュール・リー製法により酸もキリッとして、とってもさっぱりした白ワインに仕上がっており、輝きのある淡いレモンイエロー色が美しく、ボリュームのある柑橘果実香や鉱物的なミネラル香と、ほのかなスモーキー香のバランスが見事!
キリッと引き締まった酸味と、わずかな甘味が調和された味わいで、アフターに綺麗な苦味が口の中に広がりを見せるスムーズな口当たりの優しいワインです。
和食との相性が高く評価されています。

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