2008/01/20

モメサン カベルネ・ソーヴィニヨン 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノアール(ブルゴーニュ)\1580
・テンプラニーリョ(オヤ・デ・カデナス・レセルバ)\1100
・ガメィ(ボージョレ:デュブッフ)\1070 C(元値1308円)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(ヴァン・ド・ペイ・ドック:モメサン)\880

4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モメサン カベルネ・ソーヴィニヨン 2006 ボトル ラベル
【外観】
濃い、透明感の無い外観。
フチに強い紫色。
ちょっとマゼンタっぽい感じ。
粘性は中庸で、多くの脚が現れるがすぐ消える。

【香り】
カラメル、チョコレート、たばこ。
煮詰めたフルーツ。
スパイスとなめし革の香り。
複雑だが、香り全体は弱い印象。

【味わい】
見た目と香りの印象よりずっと軽い飲み口。
やや開いていないせいか収斂性を感じる。
ボディはふくらまず、すーっと萎むような印象。
余韻も短い。

【判定】
外観から、カベルネ・ソーヴィニヨンとテンプラニーヨに絞る。
香りは樽の影響と熟成感を感じる。
飲み口はやや平板でふくらみの無い印象。
収斂性も強く、少し低価格なイメージ。
カベルネ・ソーヴィニヨンはフランスなので、もう少しクリーンな感じじゃないかな?

ファイナルアンサーで、テンプラニーヨ
で、ブー

カベルネ・ソーヴィニヨンでした。

【総評】
モメサン カベルネ・ソーヴィニヨン 2006
MOMMESSIN CABERNET SAUVIGNON 2006

フランス:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%

ジャスコで、880円で購入。

カベルネ・ソーヴィニヨンとネタばれしてみると確かにチリカベっぽい。
ニューワールド的なカベルネ・ソーヴィニヨンの印象です。

最初、少しゴムのようなケミカルな香りがありましたが、時間が経つと馴染んできました。

タンニンが強いので、ワインだけで飲んでいると渋みが口に残ってつらくなってきます。

しっかりお肉の味がする料理だと相性が良さそうですね。

コストパフォーマンスは高い方だと思います。

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http://www.rakuten.co.jp/chateau-kamiya/427152/546120/429308/

モメサン社の創業は1865年。その歴史はゆうに1世紀を越えていますが、モメサン社の誇りは、歴史の長さではなく、ワインのクオリティ。ブルゴーニュ、ボジョレの伝統に培われたワインたちは、変わらぬ愛情と最高の技術によって大切に受け継がれてきました。

ラベルのイラストはカシスです。
カベルネの特長的フレーバー、ベリー系の力強く澄んだ香りを表わしています。
限りなくフルーティな味わいの中に、上品な芳香が広がる飲みやすいワインです。
赤身のステーキやシチューなどの肉料理、胡椒などを使うスパイス料理などと良く合います。

Bourgeon de cassisとラベルに書いてありますが、「カシスの芽」という意味らしいですね。

モメサンのセパージュシリーズはそれぞれの特徴を現したイラストと言葉がラベルにデザインされていますね。

シャルドネは「Nid d'Abeille」蜂の巣。
メルローは「Palet d'Or」チョコレートのお菓子の名前。
シラーは「Baton de Reglisse」カンゾウの事みたいですが、イラストはシナモン?
ガメイは「La Papillote」パピヨットというキャンディみたいに包まれたチョコレート菓子の事みたいです。
ちょっと面白いアプローチなので、一通り飲んでみたくなりますね。

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