2007/08/18

M.シャプティエ クローズ・エルミタージュ・ルージュ レ・メゾニエ 2003(ブラインドテイスティング:外す)

・ピノ・ノアール(ポマール:ルイ・ラトゥール:ハーフ)\2184
・シラー(クローズ エルミタージュ:シャプティエ:ハーフ)\1575
・カベルネ・ソーヴィニヨン(セブンイレブン:ハーフ)\630

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
明るい色合い
紫色を帯びた
ルビー色
ガーネット色
若々しさのある外観
透明度は中程度

【香り】
若々しいアロマに満ちた
豊かな香り
カシス
ブラックチェリー
ヴェジェタル
たばこの葉
腐葉土
なめし革

【味わい】
なめらかな口あたり
やわらかい酸味
心地よい渋み
収斂性のある
適度なタンニン
バランスのとれた
余韻は6~8秒
現在飲み頃に入っている
しなやかな口あたり

アルコール度:12.5%? ×13%
収穫年:2006年? ×2003年
飲用温度:18℃? ○17℃~18℃
相性のいい料理:アントルコート・ボルドレーズ ×
野うさぎの煮込み、鹿肉のカシスソース

【判定】
濃いが透明感のある外観。
ピノ・ノアールはここで外れる。
色の黒っぽい感じはシラーっぽいが、雫にタンニンが残る感じはやや安いワインの印象。
粘度は中程度。
香りは、カシスやブラックチェリーの果実香と、やや濃縮感も感じられる。
そこに動物的な印象と、ヴェジェタルな香り。
スパイスもあるが、それほど強く感じない。
どちらかというとヴェジェタルな印象が強い。
カベルネ・ソーヴィニヨンか。
味わいは、ちょっと甘さを感じるアタックで、収斂性や渋みはそれほど強くない。
んん、シラー?
でももう一度口に含んで、空気を入れると甘さが消えて、ドライで収斂性のある渋みが強くなる。
この段階で、カベルネ・ソーヴィニヨン決定。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

シラーでした。。。

【反省点】
シャプティエのシラーは前も外したような気がする。
でも前回はピノ・ノアールと間違えているぞ。
この何とも動物的な印象がピノ・ノアールっぽいんだけど。
今回はヴェジェタルな印象を強く感じて間違えた。

■香りで不足の項目
・濃縮感のある →シラーは入れる項目
・ジャムのような濃縮感 →これも入れて間違い無いだろう
・コーヒー →シラーは必ず入る、覚えておこう
・木樽のニュアンス →これも入れて間違いないだろう
・黒こしょう →シラーといえばこれ、でもクローズ・エルミタージュの時は入ってないぞ
・すみれ →今回はそれほど強く感じないが、入れておいた方が無難かも

■味わいで不足の項目
・複雑性のある →基準が難しいけど、上質なワインには入れる項目か
・濃縮感のある →基準が難しいけど、上質なワインには入れる項目か

■味わいで余計な項目
・適度なタンニン →シラーでは選ばれていない

M.CHAPOUTIER CROZES-HERMITAGE LES MEYSONNIERS 2003
M.シャプティエ クローズ・エルミタージュ・ルージュ レ・メゾニエ 2003
http://www.nlwine.com/wine/detail.php3?seqno=109
※サイトより引用
レ・メゾニエは緩やかな坂が真南に向かって下る丘。地表も地中も粘土と片岩の混ざり合った土壌にあります。
生産国  フランス
蔵元 M・シャプティエ
生産地 コート・デュ・ローヌ地方
品種 シラー 100%
■栽培
ブドウの収穫は手摘みで行われます。
■醸造、熟成
エルミタージュと同じく樫の開放槽で1日2回のピジャージュを行います。クロズ・エルミタージュは醸しの期間も多少長く、15~18日間行われ、樫の小樽で12ヶ月間熟成します。
■色
紫がかった濃いガーネット色。
■香り
カシスや木苺のような熟した果実、すみれの香り。
■味わい
丸い、豊かな味わい。果物のコンポートや、バニラの風味が余韻に残ります。

この時期にシラー外してて大丈夫かー。

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