2007/07/07

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004(ブラインドテイスティング:当てる)

・シャルドネ(ムルソー)\4180
・ソーヴィニヨン・ブラン(NZ ウィザーヒルズ)\2620
・リースリング(アルザス)\2035

の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004 ボトル ラベル
【外観】
澄んだ
健全な
中庸な色合い
緑色を帯びた
輝きのある
若々しい外観
粘性は中程度
艶のある

【香り】
爽やかな
上品な香り
フルーティ
パイナップル
ミネラルのニュアンス
火打ち石

【味わい】
新鮮なアタック
若々しい酸味
シャープな酸味
セック
収斂性のある
やや甘い
わずかな苦味
シャープなアタック
バランスのとれた
現在飲み頃の
余韻は7~8秒

アルコール度:つけ忘れ ×→12%
収穫年:2005年? ×→2004年
引用温度;10℃?
相性のいい料理:平目のカルパッチョ 香草風味 ×→キッシュ・ロレーヌ

【判定】
中庸な黄色にやや輝きを感じる。
粘性はそこそこだがそれほど強くはない。
香りはまず、フルーティでパイナップルを感じる南国系のフルーツ。
樽の影響はほぼ感じない。
グラスを回すと、時々ふっとペトロール香のような煙っぽい感じがある。
味わいは酸味が強烈で、やや甘さを感じる。
ボディは厚みが無く、シャープな印象。
ムルソーは外れて、ソーヴィニヨン・ブランとリースリングだが、ペトロール香、飲んだときに感じる甘み、強烈な酸味でほぼリースリング。

ファイナルアンサーで、リースリング
で、ピンポン

かすかにしか立ってこないペトロール香を嗅ぎ当てたのが勝因かな。

【反省点】
■外観で余計な項目
・輝きのある →いつも迷うけど、輝きの基準が分からない

■香りで不足の項目
・森林 →グリーンっぽいやつには入れた方がいいかも、今回もあり
・青リンゴ →今まですべて入っている、今回もあり
・洋梨 →いままですべて入っている、パイナップルじゃなくてこっちか?
・柑橘系が主体の →いままですべて入っている、ああーそうかも
・ハーブ香 →いままですべて入っている、今回もあり

■香りで余計な項目
・火打ち石 →ペトロール香のつもりで入れたが過去入った事がない、入れない方が良さそう
・パイナップル →ドイツのリースリングは入っているが、アルザスは入ってない、確かに今回は違うかも

■味わいで不足の項目
・豊かな酸味 →いままですべて入っている、入れた方が良い

■味わいで余計な項目
・収斂性のある →いままで入って事なし、入れない方がいいだろう
・シャープな酸味 →いままで入った事なし、「しなやか」と「豊か」で対応?
・シャープなアタック →いままでは「なめらか」と「心地よい」
・わずかな苦味 →今までに入った事なし、今回も不要だろう

ポール・ジャングランジェ アルザス・リースリング 2004
Paul Ginglinger ALSACE RIESLING 2004
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/midoriya/573432/530005/530975/

※サイトより引用
とてもドライで、まっすぐでピュアな構造。フローラルで、柑橘系のアロマ。クリーンですっと伸びる、軽やかな味わい。甲殻類や、牡蠣、クリーム系ソースの魚料理と合いそう。残糖ゼロ。
■ 平均樹齢 : 30 年
■ 土壌 : 粘土石灰質
■ 栽培面積 : 1.70 ha
■ 収量 : 65 hl/ha
■ 生産量 : 7,000 本
■ 醸造 : 大樽醗酵 & 熟成8ヶ月

全体的には好印象。
やや甘さを感じさせつつ、酸味がしっかりと締めている。
あと味もすっきりとしていて、ペトロール香も最小限に抑えている。
万人受けしそうなワインですね。
合う料理はキッシュ・ロレーヌってことですが、確かにそういったものに合いそうな感じ。
フルーツの香りが強いので、和食関連はちょっと合わないかな。

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