・シラー(仏 ヴァン・ド・ペイ・ド・オック)\980
・カベルネ・ソーヴィニヨン(南ア KWV)\1103
・メルロー(チリ マイポ)\1090
の3本のうち1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
濃い色調だが、透明感がある
粘度はそこそこある、12.5%くらいか
【香り】
果実香よりスパイス香の方が強い
やや動物的なニュアンスを感じる
濃縮された果実香は感じない
グリーンっぽさもあまり感じない
【味わい】
酸味が弱い、ややダレた陰気な印象の飲み口
品種の持つ特性か、やや特殊な動物的な香りの印象が強い
余韻は短い
【判定】
色合いでは透明感もあるので、カベルネ・ソービニヨンが最有力
香りではグリーンっぽさを感じない、やや動物的なニュアンスはあるが、濃縮された果実香は無い。
恐らくメルローは違うので、カベルネとシラーの二択で検討
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソービニヨン
で、ブー
答えはシラーでした
【反省点】
フィリップ ジャケ シラー ヴァンドペイドック 2004
PHILIPPE JACQUET SYRAH VIN DE PAYS D'OC 2004
※ラベルのコメント
南フランス産のシラー種からの赤ワイン。ダークルビー色、芳醇で、ベリー系の果実を思わせる複雑なアロマがあり、まろやかなタンニンもバランス良く仕上がっています。カツレツやラム料理、ブリーなどのチーズを引き立ててくれます。
カベルネとの差は、おおらかさのような印象。
メルローとの差は、果実香の違い、って感じでしょうか。
黒胡椒だけを手がかりにすると間違いなく分からないので、全体的な印象を整理する必要がある。
果実味はフレッシュ、ミントやユーカリオイルのような香り、と以前のシラーのテイスティングには書いてあるが、確かに濃縮された果実香は無く、黒っぽいフルーツの印象。
ところが今回はそれほどミントのような香りが無い。
以前のテイスティングにも香りの複雑性という記述があるが、やや動物的な香りも含め、ちょっと個性的な香りの構成をしてる。
2007/03/17
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