・メルロ(フランス)
・シラー(フランス)
・カベルネ・ソーヴィニヨン+メルロ(チリ)
・マルベック(アルゼンチン)
※メルロとシラーは同じ作り手
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
品種の個性が近い場合が多いので、
かなり困難なテイスティングと予想される
【外観】
紫が強い。
濃い色調で、透明感はあまりないが、わずかな透明感は感じられる。
第三世界のワインはほとんど透明感の無いものが多いので、フランスかな、と予想。
しかしながら、グラスに残るジャンプ・あしに色素が残る。
安いワインにありがちで、タンニンが良く溶け込んでいないために起こる現象だと思うが、これで、一気に第三世界の方に傾く。
【香り】
ジャムのようなやや濃縮感のある香り。
でも香りは強くない。
グラスを回してもほとんど香りも変わらず、つかみどころがない。
いわゆるフツーの安い赤ワイン、ってイメージ。
スタンダードな感じ。
つかみどころがないので、判断に迷っていたが、樽香が非常に少ない事に着目。
恐らく、チリとアルゼンチンは樽香が強いので、じゃあフランスの2本か?
このスムーズで当たり前な感じはシラーというよりはメルロ?
ファイナルアンサーは「メルロ(フランス)」
で、「ピンポン」
すごい、昨日から3連勝です!!
【まとめ】
今回のテイスティングはすべて1000円前後の安いワイン。
品種本来が持っている香りが出し切れてなく、これがメルローというものでは無いと思います。
ただ安いなりにエッジが出るとすると、メルローはいわゆるフツーのワイン、というイメージでしょうか。
突出した個性を感じない、という個性。
違うかな?
2006/11/12
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