2019/11/24

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2019

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2019

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2019
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2019

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ

ビックカメラで、税込み2,080円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかった色調の、やや明るいルビー
濃淡:やや明るい
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、明るさがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、キャンディ、赤い印象のフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>シナモンのようなスパイス
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め、マセラシオン・カルボニックの印象は弱め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):果実由来の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:低め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
ナチュラルな果実感とスパイス

【評価】
軽めでナチュラル、すっきりバランスよくまとまっているが、後味に独特の香りが残る

【供出温度】
10-13度 ※冷えている方が美味しいが、温度が上がっても大丈夫

【グラス】
中庸 ※しっかり冷やして、温度変化を楽しむ

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調のやや明るさのあるルビーで、美しい輝きがあります。

香りは、いちご、キャンディ、フローラル、控えめのマセラシオン・カルボニック香、グリーン系のハーブ、シナモンなど、今年はスパイス系の印象が強いかも。

味わいは、軽めのアタックからコンパクトにまとまった果実感がドライな印象で広がり、膨らみは少なくタンニンが強めに出てきて、えぐ味の残る乾く印象でのフィニッシュ。

去年と同じく、軽めですっきしたナチュラルな印象の第一印象ですが、飲み進むとえぐ味がたまってきてドライなイメージが強くなってきました。

ちょっとそっけない、ボソボソしたような飲み口で、ワインだけだと飲むのが辛くなってきますね。
脂分のある食事が一緒じゃないと美味しく飲めないタイプみたい。

ニューワールドワインを飲み慣れている人には、渋く感じそうですね。

今年は、生産者が目指しているワインに、ブドウのパフォーマンスが届いていないようなイメージがありますね。

クリーンでナチュラル、すっきりバランスの良いワインを造ろうと思っているけど、ちょっと貧弱になってしまった、みたいな。

去年の2018年からナチュラルですっきりライトな方向性になりましたが、それは継続しているようで一時期の濃いニューワールドタイプではなくなってきました。
香りは時間が経つにつれて、固い還元的な印象になっていきます。

んん、でもやっぱり美味しいかも。

さらに飲み進むと、だんだん後味のえぐ味とか痩せた印象は気にならなくなってきて、チャーミングな果実感が心地よく感じられるようになりましたね。
慣れてきたのかな?

赤ワインの渋みやえぐ味は必要で重要な条件ですが、人によって好みの分かれる要素でもありますね。

毎年言ってることですが2,000円超えるワインと考えると満足感は低いけど、季節の風物詩として普通のワインにはない味わいがあって、これはこれで良いと思いますね。

今年のボージョレ・ヌーヴォーのキャッチコピーは「2019年は有望だが、生産者のテクニックが重要な年」でしたが、ブドウの出来がイマイチでそれをうまくワインの完成度に持っていける生産者の技術力が試される年、ということでしょうかね。

イメージ的には80点くらいかな~、と思いました。

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ミヌート116 ティント NV ボデガ・イニエスタ

ミヌート116 ティント NV ボデガ・イニエスタ
ミヌート116 ティント NV ボデガ・イニエスタ
Finca El Carril Minuto 116 Tinto Bodega Iniesta

スペイン:内陸部地方:D.O.マンチュエラ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ60%、シラー30%、グラシアーノ10%

リカーランドトップで、税抜き1080円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若さを感じる紫がかった、少し明るさのあるルビー
濃淡:やや明るい
粘性:強い
外観の印象:若い、やや軽め

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>赤い果実、メントール、杉、バラ
<香辛料・芳香・化学物質>シナモン
香りの印象:若い、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、少し収斂性がある
バランス:スマートな、やや乾いた
アルコール度:中程度
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
マイルドでフルーティ、スパイシーさがアクセントになっていて香りも華やか

【供出温度】
10-13度(冬場)軽めでカジュアルなので冷えている状態で美味しいが温度が上がるとまた変わるかも

【グラス】
中庸 ※温度変化で味わいと香りが楽しめそう

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さのある紫がかった色調の少し明るさのあるルビーで、輝きは弱め。

香りは、赤い果実、メントールやシナモン、杉、バラのようなフローラル、控えめながら華やかさがあります。

味わいは、ライトなアタックから、チャーミングな果実感と程よい甘みがふんわり広がり、細身のボディをしっかりした酸味が支えて、スパイシーさがアクセントになって、少しえぐ味のあるフィニッシュ。

あまり期待してなかったのですが、これは素直に美味しいですね。
軽めのワインが好きな人にはおすすめです。
スイスイ飲めるのですが、アルコール度は13.5%とそこそこ強めなので、調子に乗って飲んでるとすぐ酔っ払うので要注意!

今日の晩ごはんは自家製のスンドゥブチゲ。

ワインらしい華やかさを感じるタイプなので、和食やエスニックは合わなさそう。

ハーブやスパイスの効いた、しっかりした洋食の方が合いそうですね。
軽めなので、鶏のトマト煮込みとか、スパイスを効かせた豚肉ソテーとか良さそうです。

スペインワインなんですが、軽やかでスッキリしているので、出来の良いヴァン・ド・フランスのような印象です。

ボデガ・イニエスタは、サッカースペイン代表で、現在はヴィッセル神戸に所属しているアンドレス・イニエスタ選手が所有しているワイナリー。
見た目普通のおじさんみたいですが、すごい選手なんですよね。

有名人がステータスでワイナリーを所有するケースは多いですが、イニエスタ選手の場合は祖父がワイン用の葡萄畑を持っていたということで、趣味でワイナリーを所有しているわけではないようです。

話題性もあるし、コストパフォーマンスも良いと思います。
軽めのワインが好きな人にとっては、素直に美味しいワインではないでしょうか。

サッカー好きな人へのプレゼントに選んでみてはいかがでしょう。

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【6本〜送料無料】イニエスタ フィンカ エル カリール ミヌート 116 ティント NV ボデガ イニエスタ 750ml [赤]Iniesta Finca El Carril Minuto 116 Tinto Bodega Iniesta

※サイトより引用
ボデガ・イニエスタは、サッカースペイン代表である、アンドレス・イニエスタがマンチュエラD.O.に所有するワイナリーです。アンドレスの祖父は自ら古いボバル品種の畑を所有しており、また近隣の畑も一緒に管理していました。そのため、どこの区画にどのブドウが適しているか熟知していました。近年になりワイナリー設立のプロジェクトが始まると、畑を買い足しながら、適した畑にそれぞれのブドウ品種を植え替えたり、有機栽培を実践するなど、より高品質なワインを造るための努力を重ねています。ワイン造りは極めてモダンで、赤ワイン・白ワインそれぞれに高名な醸造コンサルタントと契約しています。ボデガでは、畑や醸造所で、さらなる高品質を目指して日々努力を続けています。
サッカースペイン代表選手として10年以上活躍、2018年にスペインの名門クラブであるFCバルセロナからJリーグのヴィッセル神戸に移籍した「アンドレス イニエスタ」がラ マンチャに所有するワイナリー。このワインは2010年ワールドカップ南アフリカ大会の決勝戦の後半116分にイニエスタが決勝点となるゴールを蹴り込んだ事を記念して造られました。 チェリーレッド、ラズベリーやブラックベリーの香り、柔らかく優しい口当たり、ボディがありながら飲みやすいタイプに仕上がってます。
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