2016/05/12

オートリタス メルロー 2015

オートリタス メルロー 2015
オートリタス メルロー 2015
AUTORITAS MERLOT 2015

チリ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

ドン・キホーテで、税抜き598円で購入。

【外観】
清澄度:濃くてわからない
輝き:やや強め
色調:若々しい紫色のフチをした、黒に近い濃いガーネット
濃淡:かなり濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:少し鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、グリーン系スパイス、ケミカル
香りの印象:ややケミカルで、ちょっと鼻を突く感じ

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘みとアルコールのボリューム感
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:やや強めで収斂性がある
バランス:固くて、辛くて、乾いた印象
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ケミカルで茎っぽいグリーン香が残る

【評価】
濃くて強い飲み口ながら、雑で荒っぽいまとまり

【供出温度】
10-13度 あまり冷やし過ぎると飲みにくくなりそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫色のフチをしたほぼ黒に近い濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは、黒い果実、茎っぽいグリーン香、赤身の肉、スパイスなどで、ややケミカルで鼻を突く感じ。

味わいは、強めのアタックから、濃縮感のある果実感と柔らかな酸味が静かに広がり、痩せたボディに強い渋みとえぐ味が出てきて、辛くて重い印象のフィニッシュ。

どんよりと重い感じのワインで、華やかさとか、気分が上がる感じがないですね。
しかめっ面してるおっちゃんみたいな、無口で楽しくない感じがします。

ちょっと絞りすぎた感じもあって、品質感もあまり良くないかも。

今日の晩御飯は自家製の唐揚げ。
合わせるとワインの腰が砕けてしまって仕事をしませんね。

濃縮感があって強い印象があるのですが、いざとなったら情けないやつみたい。

カミさんは「う~ん、ジュースにアルコール混ぜた感じ、まだワインになりかけの新酒みたいな味。」という感想ですが、アルコールとタンニンの強さでジュース感をごまかしているようにも感じます。
細かくて舌に残る収斂性のある強い渋みとか、果実感がチャーミングな感じなどはメルローらしいかも。

時間が経つと、全体的にまろやかになってきましたが、後味のどんよりと重い印象は変わりません。
人に例えると、暗くて面白みもない、暗い事務所でため息つきながら仕事してる、中年のおっちゃんみたいな感じ?

最後まで香りも良くならず、これはリピートはないですね~。

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