2015/08/28

テラマター パッソ・デル・ソル ロゼ 2013

テラマター パッソ・デル・ソル ロゼ 2013
テラマター パッソ・デル・ソル ロゼ 2013
Terra Mater Paso del Sol Rose 2013

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ

ナチュラルローソンで、1234円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった色調の、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、穏やかでキレイな色調

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>赤い果実、ざくろやイチジク?
<花・植物>薬草系のハーブ香
<香辛・芳香>ちょっとなめし革?
<化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:ケミカルな印象、ちょっと還元的?

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:ロゼとしては強め
バランス:やわらか、ふっくらした
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グリーン系でスパイシー

【評価】
フレッシュでフルーティな味わいながら、アルコール度が高めで辛さのある味わい

【供出温度】
8-10度 しっかりしているので、あまり冷やし過ぎないのが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかったサーモンピンクのロゼで、輝きがありキレイです。

香りは、硫黄やケミカルな印象があり、赤い実の果実、ざくろやイチジク、薬草のようなハーブ香、なめし革のような動物系の印象もあります。

味わいは、まろやかながら少し強めのアタックから、おだやかな酸味と優しいフルーツ感がふわっと広がり、ふっくらしたボディが少し続いて、アルコール強めのえぐ味と辛さのある、ジューシーなフィニッシュ。

やわらかさと強さ、ジューシーさと辛さ、みたいな相反する要素があれこれ混在していて、何だかちょっと落ち着かない感じのまとまり。

人に例えると、優しくて朗らかで女性らしい、でも筋肉質なオカマみたいな。

でも悪くはなくて、グラスはスイスイ進みます。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のチゲ鍋丼。
電子レンジで温めても固まらない、恐ろしい半熟卵が入ってます。

合わせると、ワインの辛さと唐辛子の辛さがケンカして、馴染みません。

豚肉だけに合わせると、スーッと寄り添っていきます。
相手によってころっと態度変えるみたい。

なるほど、このロゼは肉系の方が好みのようですね。
ちょっと強めの味わいなので、焼き肉の豚トロとか、豚しゃぶとかによく合いそう。
焼き鳥のタレもよく合いそうです。

おつまみのストリングチーズの唐辛子味に合わせると、ワインが勝ち気味。

コンビニワインなので、やや高めですが、1000円を超えるロゼとしては、もう一声って感じでしょうか。

ただ、素性は悪くないと思うので、夜中にどうしてもロゼが飲みたい、みたいなシーンでは活きるかもしれません。
もちろん近くにナチュラルローソンがあれば、ですが。

悪くはないけど、コストパフォーマンスはイマイチかな~。

■関連リンク(ローソンのワイン)

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