2015/03/01

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション シラーズ カベルネ 2013

デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション シラーズ カベルネ 2013
デ・ボルトリ DB ファミリー・セレクション シラーズ カベルネ 2013
DE BORTOLI DB FAMILY SELECTION SHIRAZ CABERNET 2013

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン

リカーランドトップで、税抜き698円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しさのある、紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある、透明感がある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>ブルーベリー、ブラックチェリー、酸味が強めの黒い果実
<花・植物>松のようなグリーン香
<香辛・芳香>メントール、揮発性のあるユーカリオイルのような印象
<化学物質>少しケミカル
香りの印象:木樽からのニュアンス?

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような、ややアルコールが浮き気味
アルコール度:強め(に感じる)
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
メントールやシナモンのようなスパイシーさ

【評価】
ライトな口当たりながら、ピリッとスパイシーな味わいで、後味はやや辛い。

【供出温度】
10-13度 フレッシュさを楽しむなら温度低めが良さそうだけど、温度が上がってきても楽しめそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーの、底がうっすら見えるくらいの明るさで、輝きがあります。

香りは少しケミカルな印象で、酸味の強い黒い果実、メントールのようなスパイス、針葉樹のような爽やかさ、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、軽めでフレッシュ、フルーティなアタックから、ひんやり清涼感があり、しっかりした酸味と緻密なタンニンが支えて、爽やかな印象のままフィニッシュ。

このワイン、軽めながら全体的なバランスが良くて、さらに個性的なスパイシーさがあって、第一印象でガッチリと掴まれますね。
なんだかスキのない、よく出来たワインって感じ。

税抜き700円未満とは思えない、しっかりしたボトルで、パント(底のくぼみ)も深く、購入時にすでに期待感があったのですが、ワイン自体もとてもしっかりしています。

軽めなので、高いワインって感じでは無いのですが、とてもセンスの良いまとまりだと思います。
ちょっと遊び心のある仕上がりという点では、チリの、ルイス・フェリペ・エドワーズに似ている気がします。

ワインだけでも美味しくて、どんどん飲んでしまいますが、これくらい味にアクセントが強いと、家庭料理との相性がやや気になりますね。
スパイス強めの料理じゃないと合わなさそう。

今日の晩御飯は、鶏肉の甘辛いため。
まぶしてあるゴマの香りがワインとのつなぎになって、悪くありませんでしたが、七味を加えるとさらに良く合いました。

香りの主張は強くても、ワインが軽めなので、意外と家庭料理にも合わせやすいかもしれません。
おつまみのピスタチオに合わせると、ワインが完全に同化して消えるような合い方で、しっかり馴染んで、影武者のように支える感じになります。

食事が終わって、ワインだけになっても大丈夫ですね。

カミさんに感想を聞いたら、「これは美味しい、1200円くらい?」という感想。
700円って言ったらそれは安いという反応でした。

人に例えると、ちょっと神秘的な雰囲気を持っていて、印象的な香水が香る大人の女性、って感じ?

個性的なハーブ香がありながら、家庭料理にも合わせやすくて、最後までアラも出ませんでした。

このワインはいいですね。オススメです。

■楽天ショップへのリンク

デ・ボルトリ・DB・シラーズ・カベルネ

※サイトより引用
日本の人気ワイン誌「ワイン王国」恒例の企画、ブラインドテイスティングで究極のお値打ちワインを探す企画なんですが、今回70号で行われた「1000円台の冷やして美味しい赤ワイン」において、本日ご紹介のワインが、1000円台どころか1000円を切って最高満点評価となる5ッ星を獲得したんです!
その評価コメントには
『濃密な果実味と清涼感が伴う』
『オーストラリアを代表する家族経営ワイナリー「デ・ボルトリ」。1928年の創立以来、安定した品質で支持されている。シラーズ主体で、グラスから立ち昇るスパイスと力強いフルーツの香りが驚くほど華やか! 濃く柔らかな果実のニュアンスと程よい酸味、余韻には熟したベリーの風味が豊かに感じられる。12℃~13℃くらいに冷やすと、すっきりとしたミントなどの清涼感あるニュアンスが際立ち、洗練された印象に。エスニック料理と。』
と、とても1000円を切っているワインとは思えないレビューと共に、4人の一流テイスターのうち2人が5ッ星を付け、2人が4ッ星という非常に高いスコアを獲得!
デ・ボルトリは1928年に創設されたオーストラリアでも歴史ある家族経営のワイナリー。今ではワイナリー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど、オーストラリアを代表する造り手のひとつ。彼らは「高い価値のある地域の特性をしっかり持ったワイン造り」をモットーとしワインは品種の特性だけではなく、地域と季節の特徴を持つべきと信じており産地の個性を大切にワインを造っています。
さらに、[デ・ボルトリ]はあの英国王室にも認められ、バッキンガム宮殿の公式サプライヤーとして名を連ねる由緒正しい名門ワイナリー!!
さらにその安定した品質が認められ、毎年の如く[シドニー・インターナショナル・ワイン・コンペティション]他、様々なところでワイナリー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、成功したワイナリーに送られる【Most Successful Winery】などにも選ばれた、豪州の大手家族経営ワイナリーの一つ!!

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