2011/12/06

ソロンブラ ピノ・グリージョ レゼルバ 2009(ブラインドテイスティング:外す)

ソロンブラ ピノ・グリージョ レゼルバ 2009
(1)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(2)ソーヴィニヨン・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・ブラン・セック:09)\980
(3)セミヨン、シャルドネ、甲州、ソーヴィニヨン・ブラン(日本:輸入ワイン・国産ぶどう使用:NV)\900
(4)ピノ・グリージョ100%(アルゼンチン:ラ・リオハ:ファマティナ・ヴァレー:09)\598

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
おだやかな印象の麦わら色のイエロー。
色調はグリーンがかっていて、彩度が低く、柔らかい印象。
輝きも大人しめ。
粘性は弱い。

【香り】
フルーツ香中心。
柑橘系やパイナップル。
甘い蜜の印象もある。
グラスを回すとややフローラル。
ミント。
爽やかさのある印象になる。
香りは強めで、アロマティック品種の印象。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
フレッシュさと、ドライさと、いろいろ混ざった感じのアタック。
アルコール度はそれほど強くないが、完全に浮いた印象。
いろいろなワインをブレンドしたようなチグハグ感がある。
酸味は弱めだが、刺々しい印象もある。
飲んだ後、舌の真ん中がぽっかり開いたような印象。
苦味もとってつけたように後味に残る。
余韻は短い。

【判定】
ちょっと不思議な白っぽい穏やかな印象のイエロー。
ピノ・グリージョとか、日本のワインが候補。

香りは複数の果実感を持っていて、色々な要素が顔を出すが、まとまりが無い印象。
ややイタリアっぽい、ラムネっぽいような印象もある。

飲み口は、チグハグで複数のワインがブレンドされたような印象。
これは、あれこれ混ぜた日本のワインか?

ファイナルアンサーで、セミヨン、シャルドネ、甲州、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー

あ~れ~、ピノ・グリージョでした。

【総評】
ソロンブラ ピノ・グリージョ レゼルバ 2009
SOLOMBRA PINOT GRIGIO RESERVA 2009

アルゼンチン:ラ・リオハ:ファマティナ・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ

西友で、598円で購入。

カミさんに価格感を聞いたら、880円。
後味にエグ味が残るのが気になるけど、598円はお買い得、という評価。

それにしても、ワインがイマイチだと日本のワインを選ぶ、ってクセはそろそろ直さないと・・

このワイン、アルゼンチンで、ピノ・グリージョってのが、珍しいですね。

アルゼンチンの代表的な白ワイン用のブドウ品種といえば、ペドロヒメネスとトロンテス。
どちらかというとスペイン系ですが、ピノ・グリージョは完全にイタリア呼称。

産地もメンドーサとかの有名どころじゃなくて、ファマティナ・ヴァレー。
フェアトレードのマークがついているのも、ワインでは珍しい。

非常にチグハグ感を感じたのみ口も、飲み進むとだんだん落ち着いてきて、気にならなくなりました。

軽くてそっけないまとまりながら、押さえるところは押さえてる感じ?

今日の晩御飯は、もち米しゅうまい。
子供が農業体験で収穫したもち米を使った、自家製のもち米しゅうまいです。

このワイン、軽めでスッキリ感があるので、わりとどの料理にも合わせやすいみたい。

ほんのり甘みがあってフルーティなんですが、ちょっとベタッとした感じで、スッキリ感はありません。

やっぱり、イタリアよりはニューワールドテイストですね。
イタリアのピノ・グリージョと飲み比べると面白いかもしれません。

あれこれ文句言ってますが、598円はコストパフォーマンス高いと思います。

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