(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCムルソー:09)\3200
(2)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(仏:ボルドー地方:AOCペサック・レオニャン:07)\2980
(3)シャルドネ、甲州(日本:山梨県:09)\1350
(4)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(5)ヴェルメンティーノ(伊:サルディーニャ州:IGTイゾラ・ディ・ヌラーギ:07)\1260
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ややオレンジがかった、中庸な濃さのイエロー。
色味はかなりオレンジが入っていて熟成感を感じる。
輝きは大人しい。
粘性は中庸。
【香り】
熟れた果実。
パイナップル。
ミネラル。
グラスを回してもあまり香りが立ってこない。
リンゴのような酸化の印象。
香りからも熟成感を感じる。
【味わい】
残糖をほんのり感じるセック。
ボディは軽め。
柔らかい口当たりだが、酸が少し立っている。
熟成感がある。
アルコール度はそれほど高くなさそうだが、やや浮いている感じ。
後味にアルコールの印象が残る。
余韻は短い。
【判定】
熟成感のある外観からは、2007年のボルドーとイタリアが候補。
香りは弱めで、果実香中心。
ペサック・レオニャンって感じではなく、イタリアっぽい。
飲み口は膨らみのない痩せ型で、ちょっと酸化の印象。
価格的には安めの印象。
全体の構成もイタリアっぽい。
ファイナルアンサーで、ヴェルメンティーノ、イタリア
で、ピンポン
熟成感のある、フルーティなイタリアワインです。
【総評】
ウ・タバルカ ジャンク IGTイゾラ・ディ・ヌラーギ 2007
U TABARKA GIANCU ISOLA DEI NURAGHI 2007
イタリア:サルディーニャ州:IGTイゾラ・ディ・ヌラーギ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ヴェルメンティーノ
伊勢丹で、1260円で購入。
熟成感が、ギリギリセーフな印象で、完熟したフルーティさと熟成感のコクが楽しめます。
大人なデザートって感じで、ワインだけで完結した感じ。
食事にあわなさそう。
最初の印象より後のほうが良くなってくる。
温度はやや高くても大丈夫そう。
今日の晩御飯は「じゃがぽぉ」のお鍋。
モチモチの、じゃがいもの澱粉の皮の、小籠包みたいなやつですね。
海鮮のダシだったのですが、料理の邪魔をせず、優しく果実感を加える感じで、問題なく合いました。
食事が終わって、ワインだけになっても、厚みのあるフルーツ感が美味しいですね。
クセのあるワインが好きな人にはオススメします。
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