(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCサンセール:06)\2680
(2)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(3)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(4)シャルドネ(アメリカ:カリフォルニア州:10)\980
(5)ソーヴィニヨン・ブラン(アルゼンチン:メンドーサ:10)\880
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
わずかにグリーンがかった、若々しい淡いレモンイエロー。
ほんのりイエローがさしている、グレーっぽい色調。
輝きは大人しい。
粘性は弱め。
小さな気泡がグラスの内側に付着する。
【香り】
ミネラル。
青草香。
柑橘系。
グラスを回すと炭酸の印象が出てくる。
ややクリームのような印象があるが、基本的にはフレッシュな柑橘系の印象。
スモーキーさも少し。
【味わい】
残糖を多めに残すセック。
フルーティで、ほんのり甘いアタック。
アルコール度は強めで、やや浮いている。
酸味は強めで、ちょっと荒い感じ。
苦みがかなり強く、後味に残る。
ボディは細めで、力は弱い感じ。
余韻は少し続く。
【判定】
今回は、白ワインの基本品種が3つ。
外観は若々しく、淡いグリーンがかったレモンイエロー。
ソーヴィニヨン・ブランが候補。
香りはミネラルと青草香で、これもソーヴィニヨン・ブラン。
ただペトロール香のような印象も少しあって、リースリングがちょっと残る。
味わいは残糖を多めに残した、フルーティでほんのり甘い、ニューワールドタイプ。
さらにボディはやや弱め。
アルコールの印象が強く、やや浮き気味で、1000円を超えない価格のイメージ。
アルゼンチンのソーヴィニヨン・ブランが候補だが、ドイツのリースリングも再検討。
あらためて嗅ぐと、ペトロール香は無い。
アルコール度も高そう。
バランスもいまいちだし、ドイツっぽい無いので外す。
ファイナルアンサーで、アルゼンチンのソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン
ソーヴィニヨン・ブランの特徴が良く出てるワインです。
【総評】
チャカナ ソーヴィニヨン・ブラン 2010
CHAKANA SAUVIGNON BLANC 2010
アルゼンチン:メンドーサ地方
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、880円で購入。
これはブラインドテイスティング試験だったら瞬殺で決まるタイプですね。
若々しさから、生産年は2010年、品種はソーヴィニヨン・ブラン、まではすぐに分かります。
生産国は、伝統産地ではなく、ニューワールドというところが分かれば、ほぼ正解なのではないでしょうか。
とてもフレッシュで、ほんのり甘みがあって、一口目は飲みやすいのですが、アルコールの重さと強い苦みがやや鈍調な後味を残します。
フレッシュさとフルーティさはとても素直な感じなので、後味の重さのギャップが大きいかも。
カミさんに価格感を聞いたら、880円でドンピシャ。
印象は悪くないみたいです。
今日の晩御飯は鶏の炊き込みご飯と、海老とかぼちゃの天ぷら。
鶏の炊き込みご飯はちょっとそぼろ風になってる甘い鶏肉に良く合いましたが、天ぷらと合わせるとちょっと甘さが気になります。
白ワインで、アルコール度13.5%はかなり高いほうですね。
飲み進むとだんだん重くなってきました。
力強さがあって、コストパフォーマンスは高いと思うのですが、何というか、頑張り過ぎてる感がいまいちバランスを崩してる感じなんですよね。
カミさんも、悪くないんだけど、ちょっと強いよね、という意見。
強めのワインが好きな人にはオススメですが、我が家的にはリピートしないタイプですね。
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