2011/07/23
エスト!エスト!!エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ 2009(ブラインドテイスティング:外す)
(1)リースリング・リオン(日本:岩手県:花巻市大迫町:09)\2181
(2)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(3)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(4)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:10)\1029
(5)トレッビアーノ、マルヴァジーア(伊:ラツィオ州:DOCエスト・エスト・エスト・ディ・モンテフィアスコーネ:2009)\943
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
わずかにオレンジっぽさのある、中庸なイエロー。
小さな気泡がグラスの内側に多く見られる。
色調はまだ若い感じながら、少しオレンジっぽい。
粘性は弱く、サラっとしている。
【香り】
ほとんど香りが無い。
グラスを回すと微かに熟したイメージのフルーツ香。
酵母の印象とアルコールの印象。
とにかく香りが弱い。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
軽いが、辛い口当たり。
アルコール感が強い。
ちょっと不思議な印象のワイン。
酸味は強めだが、少し足りない感じ。
舌の奥でひっかかるような飲みくち。
後味は微妙に乾く。
【判定】
わずかにオレンジっぽさがあり、シャルドネやリースリング以外の、リースリング・リオン、トレッビアーノあたりが候補。
香りはとにかく弱い。
こんなに弱いワインは初めてかも。
味わいも非常に独特で、ワインとしてはちょっと足りない感じ。
この不思議な味わいは日本のワインじゃないだろうか?
ファイナルアンサーで、リースリング・リオン
で、ブー
トレッビアーノ、マルヴァジーアでした。
【総評】
エスト!エスト!!エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ 2009
EST! EST!! EST!!! di Montefiascone 2009
イタリア:ラツィオ州:DOCエスト・エスト・エスト・ディ・モンテフィアスコーネ
アルコール度:12%
ブドウ品種:トレッビアーノ、マルヴァジーア
OKストアで、943円で購入。
いかんですね~。
品質が悪いと日本のワインを選んでしまう傾向・・
このワイン、最初の印象はヒドイものでしたが、だんだん美味しくなってきました。
じわじわ、イタリアの白らしい、陽気な味わいが出てきましたね。
今日の晩御飯は、自家製のトマトとモッツァレラのピザに、マッシュルームのアヒージョ。
実に良く合いました。
オリーブオイルとの相性が抜群ですね。
しっとり馴染むというか。
実家に帰ってくつろいでる感じというか。
やはり食事と合わせると収まりがいいですね。
ワインの存在感もしっかり出てきます。
ただ、ワインだけで飲むとやはりちょっと気になる部分が。
何となくの印象ですが、管理が悪かったワインって感じがします。
スーパーの安売りワインはたまにハズレがあるので気を付けないとですね。
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