2011/07/02

モンペイルー・ルゥ・マゼ AOCコトー・デュ・ラングドック 赤 2008 ドメーヌ・ドピヤック(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)ツヴァイゲルトレーベ(日本:岩手県:花巻市大迫町:07)\3570
(2)メルロー70%、カベルネ・フラン15%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%(仏:ボルドー地方:AOCサンテミリオン・グラン・クリュ:08)\1850
(3)グルナッシュ75%、カリニャン20%、シラー5%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:00)\1450
(4)グルナッシュ、サンソー(仏:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック:09)\1180(6本セット@997円で購入)
(5)サンジョヴェーゼ、カナイオーロ・ネーロ(伊:トスカーナ州:DOCGキャンティ・コッリ・セネージ:08)\950

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モンペイルー・ルゥ・マゼ AOCコトー・デュ・ラングドック 赤 2008 ドメーヌ・ドピヤック【外観】
若い色調の濃いルビー色。
色味は若々しいバイオレット。
深い透明感があり、底がうっすらと見える。
粘性は弱め。

【香り】
フレッシュな黒い果実。
グリーン系のスパイス。
フローラル。
グラスを回すと、少しケミカルなセメダインのような印象。
落ち着きのある華やかさを持っている。
バラのような花の香りも強くなる。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
ミディアムボディ。
酸味はしっかりと強め。
タンニンも強く、したの表面全体が乾く感じ。
アルコール度も強い。
ドライな飲み口で、あまり膨らまず、ストレートに喉に落ちる印象。
ちょっと素っ気無さがある。
後味は乾く。
余韻は、少し続く。

【判定】
若さのある外観なので、2000年ローヌと、2007年ツヴァイゲルトレーベは外す。

香りは華やかさのあるタイプ。
スパイシーさもあって、ボルドーやローヌの印象。

ただケミカルな印象もあり、価格的には安め?

そうなるとラングドックが上がってくる?

品種の印象としては、フルーティさと華やかさを細かいタンニンがメルロー。

しかもとってもボルドーっぽい。

これはやっぱりボルドーか?

カベルネ・ソーヴィニヨンもカベルネ・フランも入っている、伝統的なボルドーの印象がある。

ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ブー

あれま、グルナッシュ、サンソーのラングドックでした、とほほ・・

【総評】
モンペイルー・ルゥ・マゼ AOCコトー・デュ・ラングドック 赤 2008 ドメーヌ・ドピヤック
MONTPEYROUX "LOU MASET" COTEAUX DU LANGUEDOC 2009 DOMAINE D'AUPILHAC 2008

フランス:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ、サンソー

ドラジェの通販で、6本セット5980円、1本あたり997円で購入。
ネットでの実売は、1180円くらい。

華やかで、軽やかなまとまりなので、こなれたボルドーかと思ってしまいました。

ネタバレして飲んでみると、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンの力強さはありません。
やはりちょっと力の弱い品種のまとまりですね。

でもクールさがあって、スッキリとまとまっています。

暑い時期にも飲めそうな、涼しげな感じがいいですね。
とても美味しいです。

今日の晩ご飯は、和風ハンバーグ。
シソと大根おろしの乗った、醤油ベースの味付け。

軽めのせいか、辛口のせいか、フルーティさが弱いせいか、醤油味にも良く合います。

付け合せの、炒めた玉ねぎが良く合いました。

家庭で飲むワインとしてはいい感じですね。
夏場に飲んでも、暑苦しくないし。

カミさんに価格感を聞いたら、1480円。
晩ご飯にも良く合って、好評でした。

冷やすと飲みやすくなりますが、温度高めの方が、このワインの良さが出ると思います。

グラスに少量残して時間が経つと、どうしても酸っぱくてボソボソした印象になりますが、香りが良くて、そんなに気になりませんね。
飲み終わりが華やかな感じです。

ラングドックで良く感じる、香木のような印象というか。
華やかさはあるんですが、そんなに押しが強くなく、家庭料理にも良く合いそうです。

個性のある、良いワインだと思いますね、オススメです。

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