(1)リースリング・リオン(日本:岩手県:花巻市大迫町:09)\2181
(2)甲州:モンデ酒造(日本:山梨:NV)\1575
(3)甲州:サントリー(日本:山梨県:山梨県産100%:09)\1490
(4)ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\1200
(5)ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\980
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
ベージュがかった、淡めのイエロー。
独特な色調で、淡いベージュ色。
小さな気泡も多く見られる。
粘性は弱め。
【香り】
梅干し?
梅の種のような果実香に、お酢のような印象が混ざって、梅干しのような香り。
グラスを回すと、ラムネ菓子やキャンディのような甘い印象が出てくる。
香りは弱め。
かなり独特な印象。
【味わい】
残糖を多めに残す、やや辛口。
穏やかで滑らかで、ライトなアタック。
酸味は穏やか。
アルコール度は低めに感じる。
マイルドなフルーツ感もある。
優しい、ほんのりフルーティなアタックから、ジワッと酸味が広がり、微かに苦みを残してフワッと消える。
余韻は少し続く。
【判定】
オレンジっぽい独特の外観からは、リースリング・リオンとベルデホが候補。
香りはかなり独特で、和風。
甲州っぽくは無いので、リースリング・リオンが候補?
飲み口はマイルドで、丁寧な感じ。
何となく甲州っぽい感じもある。
というか、リースリングの印象は無い。
そうなると甲州のどちらか、
ひとつはサントリーのジャパンプレミアムで、もう一つは、河口湖のお土産ワイン。
決定的な要素は無いけど、わりと品質感がいいので、おみやげワインでは無いかも。
ファイナルアンサーで、サントリーのジャパンプレミアム甲州
で、ブー
モンデ酒造の甲州の方でした。
【総評】
甲州辛口 モンデ酒造 NV
Koshu Dry Monde Wine NV
日本:山梨県
アルコール度:12%
ブドウ品種:山梨県産甲州100%
河口湖のおみやげ屋さんで、1575円で購入。
おみやげ屋さんで買ったので、あまり期待してませんでしたが、美味しいですねこのワイン。
最近の甲州はほとんど色味の無いタイプが多いですが、これは甲州の皮の色が少しついてる感じ。
シュールリーと思われる酵母感とか、マイルドな酸味、ほんのりとした甘みが、バランスよくまとまっています。
すごく力の抜けた、自然体な感じですね。
じわじわ美味しさが出てきます。
マイルドな洋ナシのようなフルーツ感もとてもいい。
力が弱い感じと、この微妙な甘さが、人によってはマイナスポイントになりそうですが、バランスよくまとまっているので、このワインの良さになってますね。
今日の晩ご飯はタラのムニエル。
魚の味をしっかり残したタイプだったので、ワインが負けてしまいました。
魚の匂いを抑えつけて合わせるような強さは持っていませんね。
おみやげ屋さんで買ったので、1575円は高いかな、と思っていましたが、普通の酒屋さんで買っても、このくらいの価格感だと思います。
甘いワイン嫌いなカミさんも、まあ普通に美味しい、と言ってました。
なんでしょうね、体が素直に美味しい、って感じるワインだと思います。
■楽天ショップへのリンク
山梨(白)・モンデ酒造/甲州辛口 税込 1,200 円 送料別
※サイトより引用
山梨県産甲州種100%使用。さわやかな酸味がスッキリとした味わいを引き立てる辛ロワインです。
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