2010/10/31

モントグラス ソレウス ソーヴィニヨン・ブラン 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:マコネ地区:マコン・ヴィラージュAC:07)\1575
(2)グルナッシュ・ブラン、マルサンヌ、ルーサンヌ(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\1320
(3)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:ボージョレ・ブランAC:07)\1080
(4)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:09)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モントグラス ソレウス ソーヴィニヨン・ブラン 2009【外観】
ほとんど無色に近い、グレー。
ほんのり黄色がかっているくらいで、ほぼ無色。
輝きは弱め。
粘性は弱い。

【香り】
柑橘系のフルーツ。
ミネラル。
スモーキーさを感じるグリーン香。
グラスを回すと、乳製品のようなクリーム系の印象が強くなる。
香りは弱めで、フレッシュな印象。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
グレープフルーツのような苦みを伴ったフルーツ感。
酸味はしっかりしていて、シャープ。
アルコール度は意外と強め。
ボディはややふっくらしていて、広がりがある。
フレッシュでフルーティなアタックから、苦みと酸味が広がり、少し余韻が続く。

【判定】
甲州を思わせる、無色に近い色合い。
ソーヴィニヨン・ブランが候補だが、グルナッシュ・ブランもある?

香りはグレープフルーツやスモーキーなグリーン香があり、ソーヴィニヨン・ブラン。

味わいは残糖を多く残すニューワールドタイプ。
グレープフルーツのような苦みはまさにソーヴィニヨン・ブラン。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

いかにもニューワールドのソーヴィニヨン・ブランです。

【総評】
モントグラス ソレウス ソーヴィニヨン・ブラン 2009
MONTGRAS SOLEUS SAUVIGNON BLANC 2009

チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、950円で購入。

飲み口はフルーティでスッキリしてるんですけど、なんともいえない重さがあるワインです。

なんでしょうね、アルコール度が高すぎるのかな?

残糖もやや多めですが、それよりもアルコール度の高さが甘い印象を作っていますね。
その甘さが全体にのしかかっているような感じ。

やっぱりバランスが悪いんでしょうね。

悪口ばっかり書いてますが、いいところもあります。

飲み口のフレッシュなフルーティさはなかなかいい感じ。

多分、合わせる食事で随分と変わってきそうな印象。

重さをフォローして、フルーツ感を活かせる食事・・・ってなんだろう?

バゲットに合わせると塩味がケンカします。
お昼のあまりのミートソースだと、重さが増長。

匂いの強いスナック菓子に合わせると、ワインの味がまったく分かりません。

やっぱりチーズかな?

チャーミングなフルーツ感はとても良いのですが、重くのしかかる甘みがこのワインを苦しめてますね。

カミさんに価格を聞いたら、「680円」。
感想は、「いまいち」だそうです。

我が家的にはリピートしないワインでしょうか。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事