(2)ソーヴィニヨン・ブラン(南アフリカ:コースタルリージョン:パール:09)\1680
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:アコンカグア:カサブランカ・ヴァレー:09)\1250
(4)シャルドネ(伊:ピエモンテ州:ピエモンテDOC:08)\1180
(5)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:トレッビアーノ・ダブルッツォDOC:NV)\1040
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
ベージュがかった、中庸なイエロー。
少し輝きがあり、艶っぽい。
色味はベージュで、熟成感を感じる。
粘性はやや強く、脚がゆっくりと降りてくる。
【香り】
熟したフルーツ。
洋なしや、カリン。
香りは弱め。
シロップのような、キャンディのような甘い印象がある。
グラスを回すとまたフルーツ感が変わってくる。
皮をむいて、熟れた果肉を嗅いでいるような感じ。
マンゴーというか、パパイヤというか。
時間がたつと、純露のような飴の印象が出てくる。
カラメルっぽいというか。
【味わい】
残糖をやや多めに感じるセック。
酸味はとてもフルーティだが、やや雑な味わい。
ボディは軽い。
軽いまとまりだが、アルコール度は少し高め?
アタックはまろやかな酸味とフルーティさ。
そのままフィニッシュまで酸味が続く。
余韻は短い。
【判定】
ベージュっぽい外観からは、ある程度熟成されたワインが想像される。
せめて3~4年前くらい?
このなかでは、シャブリと、トレッビアーノ。
香りの印象は、フルーツ中心で、カジュアルで軽い感じ。
少なくともシャブリの印象は無い。
味わいも軽く、価格も安そう。
トレッビアーノらしさという点では、梨というかモモというか、独特な甘い果実感がそれっぽい。
ファイナルアンサーで、トレッビアーノ
で、ピンポン
何とも言葉で言い表せない、トレッビアーノっぽさがあります。
【総評】
カルドラ トレッビアーノ・ダブルッツォ NV
CALDORA TREBBIANO D'ABRUZZO NV
イタリア:アブルッツォ州:トレッビアーノ・ダブルッツォDOC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ
リカーランドトップで、1040円で購入。
トレッビアーノは、当たり外れの大きいイメージがありますね。
このワインは・・・ふつう?
飛び抜けて良いわけではありませんが、そこそこ問題なし。
冷たい方が美味しいですね。
ちょっとグレープフルーツみたいな爽やかさがあって暑い季節にはピッタリです。
今日の晩ご飯はから揚げだったのですが、ビールのような合い方をします。
というか、レモンを絞ったような感じかな。
このトレッビアーノなかなかいいかも。
ぐっと後半良くなってきました。
ほんのり甘い印象とフルーティさが、そのままでも美味しく飲めますが、合わせる食事も幅が広そう。
もちろんカジュアルな食事ですね、パスタとかピザとか。
トマトと相性が良さそうな感じです。
それほど主張が強いタイプじゃなくて、シンプルな味わいが、いいんでしょうね。
シャルドネとソーヴィニヨン・ブランじゃない、ワインが飲みたい時にはいいのではないでしょうか。
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