2010/06/24

モントグラス ソーヴィニヨン・ブラン 2008(ブラインドテイスティング:外す)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン(南アフリカ:コースタルリージョン:パール:09)\1680
(2)シャルドネ(伊:ピエモンテ州:ピエモンテDOC:08)\1180
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:08)\1050
(4)トレッビアーノ(伊:アブルッツォ州:トレッビアーノ・ダブルッツォDOC:NV)\1040
(5)品種不明(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

モントグラス ソーヴィニヨン・ブラン 2008
【外観】
無色に近いグレーっぽいレモンイエロー。
淡くて、色味はほんのり。
日本酒くらいの色合い。
輝きが弱く、大人しい。
粘性は中庸。

【香り】
スモーキー。
グレープフルーツ。
レモン。
グラスを回すとミネラル。
煙っぽいグリーン香。

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
酸味がシャープだが、優しく飲みやすい。
ボディは軽めで、後味はスッキリしている。
アルコール度は低く抑えられている。
やや苦味があり、とてもバランスよくまとまっている。

【判定】
外観からはソーヴィニヨン・ブラン。
香りもほんのりソーヴィニヨン・ブラン。
味わいはシャープながら、柔らかく、とてもバランスが良い。
ただ、軽さと、わずかに水っぽさを感じる。
価格は低そう。
普通に考えるとチリのソーヴィニヨン・ブラン。
南アフリカのソーヴィニヨン・ブランも考えられるが、価格的には違うだろう。
ここで浮上するのが、スペインのテーブルワイン。
ソーヴィニヨン・ブランっぽさもあるが、価格的には500円くらいの印象が強い。
しかもちょっと辛口で、伝統産地のテーブルワインっぽい。

ファイナルアンサーで、スペイン、ヴィノ・デ・メサ
で、ブー

やっぱり、チリのソーヴィニヨン・ブランでした・・・

【総評】
モントグラス ソーヴィニヨン・ブラン 2008
MONTGRAS SAUVIGNON BLANC 2008

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1050円で購入。

このワイン、とてもスッキリしていて、とても好印象。
軽いのですが、バランスがいいので、それほど安っぽさはありません。

それにしても、こんなにソーヴィニヨン・ブランっぽいワインを外してはいけませんね。

今日の晩ご飯はオムレツとポテトサラダ。

ポテトサラダは、野菜をイタリアンドレッシングであえてからマヨネーズを加えるタイプで、ちょっと酸味があります。
この酸味がつなぎになってとても良く合いますね。

好青年が白い歯を光らせながら握手してる、みたいな・・・

オムレツは挽肉とタマネギを炒めた具が入っている定番家庭オムレツ。

ケチャップをかけないと、脂っぽさをリフレッシュしてくれる合い方をします。
でもケチャップが微量入ると、ちょっとワインとのつなぎになりますね。
さらに飯を一緒に食べて合わせると・・・意外と大丈夫?

このワイン、軽いので、どんな食事にも合わせやすそうです。

ちょっと品種固有の香りが強いので、苦手な人はいるかもしれませんね。
独特な青草香なので、上品な料理にはちょっと邪魔な香りです。

でも家庭で飲む分には全然大丈夫。
逆にアクセントになっていいくらい。

1000円で買うソーヴィニヨン・ブラン、という選択肢の中には十分入ってくるワインだと思います。

おすすめです。

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エステート ソーヴィニヨン・ブラン モントグラス[2008]白 980円 (税込) 送料別

※サイトより引用
チリ・プレミアムワイン”ニンケン”を産み出している、モントグラス社のデイリータイプのワイン。
高品質なワインを造るため葡萄の収穫は全て手摘みで行います。
薄く緑がかった淡い黄色。ライム、グレープフルーツなどを思わせる柑橘系の香りの中に、ほのかにパッションフルーツの香りも感じられます。爽やかでいきいきとした酸味、ミネラル感もあり、チリのソーヴィニヨンブランの特徴が楽しめるワインです。
適度な果実味とアルコール感が心地よく、フルーティーな苦味がアクセントになっています。爽フレッシュな心地よさがGoodです! (試飲日:2010年3月)

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