(1)ピノ・ノワール(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュAC:08)\1280
(2)シラー、テンプラニーリョ(スペイン:アラゴン州:カリニェーナ:07)\1280
(3)マルベック(アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州:08)\950
(4)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円)
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
若い色調の、濃く黒いガーネット。
ほとんど透明感は無い、黒く濃い外観。
フチだけ紫がかったピンク。
粘性は強く、脚が複雑に現れ、なかなか消えない。
ディスクはほぼ無し。
【香り】
濃く、濃厚な果実香。
ブルーベリージャム。
焦げ臭に、ちょっと温泉ぽい硫黄の香り?
グラスを回すと赤身の肉のような動物香。
黒胡椒のようなスパイス香。
ボリューム感があり、複雑な香り。
【味わい】
フルーティで濃厚な味わい。
残糖を少し感じるセックで、フルーツ感も強い。
フルボディ。
酸味が強いが、アルコール度が強く、後味はかなり口が乾く。
タンニンは柔らかいが、舌の表面にタンニンが残る。
余韻は少し長めに続く。
【判定】
とても濃い外観からは、ピノ・ノワールは消える。
香りは濃厚フルーティでスパイシー。
シラーか、マルベックだが、コート・デュ・ローヌの印象ではない。
飲み口は濃厚フルーティで、ニューワールドの印象。
最近のスペインもこういったタイプがあるので、外せない。
ただ、香りにはテンプラニーリョの印象は無い。
味わいはシンプルで、単一品種のイメージ。
しかもフルーツ感が強い。
ファイナルアンサーで、マルベック
で、ピンポン
【総評】
ブディーニ マルベック 2008
Budini Malbec 2008
アルゼンチン:クージョ地方:メンドーサ州
アルコール度:14%
ブドウ品種:マルベック
リカーランドトップで、950円で購入。
濃厚ながら、フルーティで飲みやすいマルベックです。
後味がちょっと重いかなー、って感じもありますが、フレッシュなフルーツ感がとてもいいですね。
あまり濃いワインは好きじゃないんですが、このワインは素直に美味しい感じ。
カミさんに価格を聞いたら、1280円。
フルーティだけど、しっかりしてるので、1000円を超えるくらい、と思ったそうです。
今日の晩ご飯な自家製煮込みハンバーグ。
これは合いそうと思っていたら、このワインの甘さがちょっと邪魔します。
フルーツ感もちょっと合わないし、やっぱりワインが強い。
フルーツの入った焼肉のたれとかだと合うのかな?
おつまみ系がいいですね。
ビーフジャーキーとかどうなんだろう?
濃厚ながらフレッシュなフルーツ感のある、カジュアルなワイン。
特筆するような特長はありませんが、安定感のあるワインです。
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